斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2004年10月17日(日) |
Google Desktop Search |
Googleが、Google Desktop Searchのベータ版をリリースしたので、インストールしてみた。 僕はGoogle信者なので、Googleが発表するソフトウエアはとりあえず使ってみることにしている。
Google Desktop Searchは自分のパソコン内にあるWord、Excel、PowerPointのようなMSオフィス文書や過去に参照したウェブのキャッシュを検索してくれる。 スパイウエアでも仕込まれていたら、とんでもないことになるのだけれど、Googleを信用してインストールしてみる。 僕のように自分のローカルHDDに数十GB単位で資料を保存している人間にとっては大変ありがたいツールである。 PowerPoint内のテキストの検索ができるだけで、どれだけありがたいことか。 僕は、PowerPointの資料は、プリントアウトし、8cmバインダーに綴じて、ポストイットを貼り付けて管理していた。 当然ながら、検索性は良くないし、紙媒体なので可搬性も良くない。
Google Desktop Searchはインストールすると、検索用のインデックスを生成する。 そのインデックスファイルに対して検索をかけるようになっている。 PC内の資料を検索してみると、0.02秒で検索結果が出た。 ローカルのインデックスファイルを参照しているだけなので、速いのは当然なのだけれど、ウィンドウズのファイル検索に慣れている僕にとってはほとんど冗談のような速度。
Google Desktop Searchは、僕が「布教」する必要もなく、爆発的に普及するだろう。 特に僕らのようなコンサルタントにとっては、なくてはならないツールだ。 一度、インストールしてしまえば、二度と過去には戻れない。
やはりGoogleはすごいなあ、と。 盲目的なGoogle信者である僕はついつい感じてしまう。 でも、便利なものは便利なのである。 一度体験してしまうと、ないと困る。
でも、PDFに対応していないのは少し残念。 まあ、ベータ版だし、しかたがないかな。 PDFに対応してくれれば最高なのに。 あと、Googleツールバーとも統合して欲しいな。 そうすれば、無敵のローカルファイル検索ツールになるだろう。
あとは、アマゾンのSearch Inside the Book、Google Printといった書籍の全項検索ツールが日本語書籍に対応してくれるとありがたい。 書籍の全項検索ができるようになれば、資料用の書籍購入が便利になる。 既に購入してしまった後の書籍も検索エンジンと融合することにより、有効利用が可能になる。
Google Desktop Searchは、まだベータ版ではあるけれど、一度インストールしてしまえば、二度と元にはもどれないツールだ。 検索ツールは僕の脳の拡張として、僕とインターネットを繋ぐインターフェイスとしてどこまでも進化して欲しい。
■Google Desktop Search http://desktop.google.com/ ■Google、デスクトップ検索に一番乗り――Google Desktop Searchを公開 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0410/15/news021.html ■米アマゾンに宣戦布告か--米グーグル、書籍検索「Google Print」をテスト http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20062963,00.htm ■米アマゾン、書籍の全頁検索サービス「Search Inside the Book」を開始 http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20061594,00.htm
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