斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2004年10月02日(土) |
VAIO Extremeが届いた |
ソニースタイルに注文していおいたVAIO Extremeが届いた。
VAIO Extreme重量785グラム、最薄部9.7ミリという超軽量ノートパソコンである。 ここまで軽く、薄くなると本当に「ノート」だ。 ほとんど冗談のようなパソコン。 ソニーが小型化技術とデザイン力にこだわりまくり、コスト度外視で作ったPC。 モバイルにこだわりまくっているので、万人向けではない。 僕のように、モバイル専用と割り切って使う人専用機。
薄いだけで、大きさは通常のB5サイズなので、ディスプレイ、キーボードともに普通サイズ。 実用に十分耐える。 CPUもペンティアムM 1GHzだし、メモリも512MBある。 僕の大好きなポインティングデバイスもついている。 モバイル専用機、としてはじゅうぶん。
まるでアップル製品のようなゴージャスな化粧箱に入って届く。 Preminiも豪華化粧箱入りだったけれど、化粧箱なんていらないのに。 資源とコストの無駄遣い。 専用のマウスもついていたのだけれど、僕はトラックポイント主義者であり、モバイルノートにはケーブルを挿したら「負け」だと思っているので、専用マウスを使うことはないだろう。
VAIO Extremeを豪華化粧箱から取り出すと、やたらとピカピカカーボン仕様。 カーボン模様ではなく、本物のカーボン製である。 僕はカーボン好きなので、バイクもカーボン仕様。 ぴかぴかのカーボン筐体には保護用のビニールが貼られているが、即はがす。 僕にとってPCは道具。 扱いがハードなので、どうせすぐに傷だらけになる。 ぴかぴかを保つ事はほとんど無理。 使い込まれたボロボロ仕様のほうが良い。 VAIO Extremeはデザインにもこだわりがあるらしく、裏面までつるつるぴかぴかのフラット。 プロダクトデザイナーに敬意を表して、筐体に貼られている、WindowsXP、Pentium、SonyStyleのシールもすべてはがす。 ここまでデザインをシンプルにしてあるのだから余計なシールははがす。
次はプリインストールソフトのアンインストールである。 毎度、面倒くさい。 既成品のパソコンは僕にとって必要ではない余計なソフトが大量にプリインストールされているので、アンインストールの必要がある。 VAIO Extremeはプリインストールソフトは少ないほうだと思うけれど、それでも余計なソフトがいくつも入っている。 VAIO ExtremeはHDDが20GBしかないので、HDDは節約しなくてはならない。 試用版や単なる広告としか思えないソフトも多くインストールされている。 せっせとアンインストール。 僕にとってVAIO Extremeは完全にモバイルに特化したPCなので、マルチメディア関連のソフトも必要ない。 マルチメディア系のソフトもアンインストール。 VAIO Extremeでビデオ編集なんてしない。 Sonic StageのようなATRAC3関連のソフトもいらないので、アンインストール。 iTunesを使うのでいらない。 専用のユーティリティー関連はいじってみると意外と便利そうだったので、残す。 Windowsそのものも余計な画面効果はすべてはずす。 ひたすらとアンインストールを行い、ほぼ素のWindowsXPの状態に戻した。
アンインストールが終わったら、ネットワークの設定。 VAIO Extremeのソニースタイルモデルには802.11gの専用PCカードがついている。 自宅の802.11gネットワークにはカードを挿しただけで、接続できた。 設定不要。 AirH"のカードもつなげるようにする。 ネットワーク設定は一瞬で完了。
次はWindowsのパッチあて。 WindowsXP SP2をネットワーク経由でインストールする。 世間ではいろいろ言われているが、僕のほかのPCでもWindowsXP SP2は問題なく作動している。 ただし、セキュリティー関連、特にファイアーウォールが強化されているため、デフォルト状態では、セキュリティーレベルが中途半端に高すぎて何かと面倒。 ブラウザからソフトウエアのダウンロードができなかったりするので、必要なファイアーウォールのポートをいくつか開ける。
そこからやっと、アプリケーションのインストール。 僕は、アプリケーションはすべて自宅サーバーにCD-ROMイメージをのまま入れてあるので、作業は早い。 せっせとアプリケーションをインストール。 VAIO Extremeは僕にとっては、あくまでもモバイルマシンなので、Strata3DやPremireのような3D制作や映像編集ソフトはインストールしない。 PhotoShopは必要なのでインストール。 面白マシンとは程遠い実用本位の設定を行う。
数時間かけてVAIO Extremeの設定を完了。 超実用本位のモバイルマシンとしてセットアップした。
あとは、人に見せびらかすだけ。
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