斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2004年09月23日(木) |
自分再起動プロジェクト |
僕は今、再起動中である。 僕の身体システムにはウィルスやスパイウエア、いらないDLLがたくさん詰まっている。 僕の身体システムに起きている異常および原因を除去し、自分自身を再起動中。
僕は、30年に渡る慢性かつ強度の睡眠障害保持者である。 かつ、10数年間に渡る大量飲酒や不規則な生活といった不摂生により、肉体がおかしくなった。 ドクターストップがかかり、僕は現在、会社を休職して身体を正常にすべく奮闘中。
僕は、医師の所見をベースに身体改善のための自分で3つのSTEPを設定した。 医師からの指示は、投薬および
■STEP1 自律神経失調の改善 ・状況 過度の睡眠不足と過労により、自律神経がおかしくなった。手のひらの発汗、動悸、バランス感覚の消失。まっすぐに歩けなくなり、転倒して骨にヒビ。 ・アプローチ 好きなだけ眠る。眠りたいときに眠り、起きたくなったら起きる。好きなことだけをして過ごす。および投薬。 ・ゴール 自律神経失調による諸症状の改善。 ・現状 ほぼ、完治。
■STEP2 睡眠障害の克服 ・状況 午前4時就寝、午前7時起床、という生活が長く続いていた。夜、眠くならない。だが、朝は、朝で起きるのはつらい。だが、起きてしまえば、昼間はもちろんのこと、徹夜しても平気。一方で、脳は大丈夫だったが、身体的症状に異変が起こった。 ・ゴール 午前1時就寝、午前7時起床を目覚まし時計なし、で行えるようにする。 ・アプローチ 投薬を中心として、起床時間を午前7時に固定。午前1時就寝、午前7時起床を身体のデフォルト値として定着化させる。昼寝、寝酒禁止。 ・現状 目覚まし時計なしでも、午前7時に起床ができるようになりつつある。だが、睡眠薬なしでは、未だに就寝できず。
■STEP3 正常な肉体への改善 ・状況 睡眠障害とは別に、身体の酷使、不摂生により、慢性的な病的諸症状。起床時に吐き気、慢性的な下痢。ベスト体調時から比べて、体重8キロ増、体脂肪率10%増。 ・ゴール 病的諸症状の改善。体質改善による体重、体脂肪率の削減。 ・アプローチ 規則的な生活、食事および運動。起床、就寝、食事時間の規則化、カロリーの削減。毎日のジョギングおよび、ジムトレーニング。 ・現状 病的諸症状はほぼ完治。体重、体脂肪に関しては、未だ改善されず。
現在はSTEP1は、ほぼ完了。 STEP2の仕上げとSTEP3にとりかかった段階。 「倒れる前の正常値」にはほぼ戻っている。 だけど、「倒れる前の正常値」の生活だと、とてもマトモな人間の生活だとは言えない。 マトモな人間、「生物学的にみて」マトモな人間になりたい。 休職により、社会的マトモさは、放棄せざるを得ない。 だけど、今の僕には自分自身を社会という「外部との接点における正常値」よりも「個体としての正常値」に戻したい、という願いがある。
僕は、自分の身体の改善を、「身体改善プロジェクト」として捉え、改善のためのプランを策定した。 こうやって、病気治療に対しても、いちいちプロジェクトにしてプロジェクト管理までやってしまうのが、コンサルタントの悲しいところ。 でも、コンサルスキルって何にでも応用できるなあ・・・。
「自分再起動プロジェクト」は順調に進行している。 だけど、思ったよりも長年に渡って狂ってしまった肉体を正常値に戻すのには時間がかかっている。 自分の肉体を正常値に戻すだけで、こんなに時間がかかってしまうとは、思ってもみなかった。
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