斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
β版
目次 | <<前へ| 次へ>>
2004年09月02日(木) |
「イヤカラの会」結成 |
「イヤカラ」とは、僕の造語なのだけれど、「一般ピーポーとカラオケに行く場合、歌いたくとも、その場の空気を読み、歌うのを遠慮していた『自己中心的なイヤな曲』を歌いまくるカラオケ」である。
僕は、学生時代、新入社員時代はカラオケが大嫌いだった。 バンドをやっていたせいかも知れない。
が、気づくとカラオケ大王と化していた。 一時期は毎週末、朝までカラオケに行っていた。
店員:「お時間は何時間にいたしますか?」 僕 :「とりあえず、8時間でお願いします。あ、延長って大丈夫ですか?」
みたいな。
だが、僕はいわゆるひとつのJ-Popというものを全く聴かない。 洋楽のみ。 パチンコにハマっていた時期はパチ屋でBGMとして聴いていたので、多少は知っていたが、今は全然知らない。 音楽番組も見ない。 たまにテレビのチャンネルをザッピングしているときに音楽番組にあたってしまう時もあるけれど、速攻でチャンネルを変える。 現在のJ-Popのベストテンを見ても、半分以上は知らないアーティスト。 MP3ファイルは既に12,000曲を超えてしまったのだけれど、99パーセント洋楽。 邦楽は、ほとんどない。
なので、僕は、一般ピーポーとカラオケに行くと気を遣う。 一応サラリーマンなので、一般ピーポーの前でマニアックな洋楽は歌いづらい。 洋楽を歌うにしても、なるべく一般ピーポーが知っているような選曲をする。
僕とカラオケに行った事のある人は「ウソ吐け!、好き勝手に歌いまくっとるやんけ!」と言うかも知れないが(いや、絶対言われる。間違いない)、アレでも一応気を遣っているのである。
「びっ、ビートルズだったら大丈夫かな? ん、んじゃあ、ストロベリーフィールズフォーエバーで」
「お、オジーオズボーンはMTVで『オズボーンズ』をやってるから、メジャーだろうな。いや、やっぱり、オジーオズボーン『直』は一般ピーポーの前ではマズい。ブラックサバスで妥協しよう」
「え? 日本語の曲も歌え? ううううう。じゃあ、電気グルーヴのドリルキング社歌で」
「洋楽禁止? あー困ったなあ。 あ、筋少発見。日本印度化計画で」
と、いうことで僕は「イヤカラの会」を立ち上げる事にした。 第一回は、9月11日(土)@六本木某所だっ!
僕はこのために、洋楽の楽譜を数冊買い込み、ギターを弾きながら練習している。 ギターだけだとつまらないので、ACIDというPCでループを作成できるソフトウエアでバックトラックを作った。 ギターの音もグレードアップさせるため、PCにも接続可能なマルチエフェクターも買った。 バックトラックもOK、ギターの音もOK。 さあ、「イヤカラ」の練習、練習。
あ、カラオケ屋よりも自宅のほうが音が良いような・・・。
それに、おいっ、ACIDで作っている音はオリジナル曲やんけ、それにギターもジェフベックの曲を練習してどうするっ、それインストやんけ。
本末転倒。
■ACID(バックトラック作成用のループ系音楽ソフト) http://www.hookup.co.jp/software/acid4.0/acid4.0.html ■GS-10(PCにもつながるギター用マルチエフェクター) http://www.roland.co.jp/products/boss/GS-10.html
目次 | <<前へ| 次へ>>
|