斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2004年08月19日(木) |
会社のロッカーの荷物の撤去と「その子」ちゃん |
会社のロッカーの荷物が撤去されてしまった。 会社のロッカーは平社員用の予約制のロッカーとマネージャー用の専用ロッカーがある。 僕の場合、マネージャー用の専用ロッカーがあるのだけれど、荷物が入りきらないので、平社員用の予約制のロッカーも併用していた。 そして、その撤去されたロッカーの荷物のなかには「ヤバいブツ」が入っていた。 が、マネージャーが使用できない平社員用のロッカーを使用していることがバレ、休職中という事もあり、ロッカー内の荷物が撤去されてしまったのである。
お金にドライな会社なので、荷物は「着払い」で自宅に送られてくることになった。 社員の仕事に関する事なのに「着払い」ってところが、すばらしい。 いい会社だなあ。
コンサル会社の平社員には専用の座席はおろか、ロッカーもない。 全て予約制である。 座席は、当日の朝にしか予約できない。 毎朝、椅子取り合戦が繰り広げられる。 ロッカーは1ヶ月間限定。 長期出張や、クライアント先常駐等で、予約延長ができなければ、荷物は即、撤去。
僕のようなマネージャーの場合、座席に関しては、10日程度先まで予約できるので、事実上は固定席。 場所に飽きたら、移動する。 でも、やっぱり予約は必要なので、毎週、座席の予約をしなくてはならない。 予約を忘れたら最後、出社したら、自分の席で他の人が仕事をしている、というハメになる。
コンサルティグの仕事には大量の資料等を使う。 ハンパじゃない量の資料。 当然、ロッカーだけには入りきらない。
なので、僕の席は、僕の近くの席で仕事をしているスタッフの荷物置き場と化している。 僕の場所を提供しなくては、荷物が収まりきらないのだ。 いつの間にやら、自分のプロジェクト以外のほかのプロジェクトのメンバーも僕の席に荷物を置いていくようになり、僕の席はダンボールだらけ、と化した。
荷物を撤去された平社員用ロッカーには「ヤバいブツ」が入っていたので、死守する必要があった。 僕は、ロッカー死守のため、日曜の深夜にこっそり、1ヶ月のロッカー使用期限を延長のため、クルマでオフィスに向かった。
が、しかし。
休職中の僕の社員カードは無効になっていた。 オフィスに立ち入るためには、非接触ICカードのカギ機能つきの社員証が必要である。僕は、髪の毛を金髪に染めているので、余計なことを言われるのを避けるため、日曜深夜、という誰もいない時間を狙ったのであった。 結局、平社員ロッカーの使用期限延長は断念。
ロッカーに入っていた「ヤバいブツ」とは、某上場企業の専務から僕の誕生日に送られてきたプレゼント。 その専務は僕の元上司。 そのプレゼントの名前は「その子ちゃん」という。 いわゆる、すなわち、つまり、オランダ妻人形と言えば良いのか。 空気で膨らますアノ例の人形である。 口を丸くあけているアレ。 ダッ○ワイフ。 僕はその「ヤバいブツ」を自宅に持ち帰るワケにもいかず、ロッカーのなかに入れていたのだ。
その某上場企業の専務からのプレゼントにはメッセージがついていた。
「この子は『その子ちゃん』といいます。かわいがってやってください。ちなみに付属していた下着は僕が頂いておいたので、別途購入してください」
ガーッ!!!。
自宅に置いておくワケにはいかないので、オフィスのロッカーに隠しておいたのである。
僕は、以前、別の上司から「電動コ○シ」をプレゼントにもらったこともある。 その時は、パッケージが書籍と同サイズだったので、机の上の本にまぎれこませていた。 僕の持っている資料を参照したいと思った女子社員が、僕の外出中に僕の机の上の書籍のなかに紛れていた「電動コ○シ」を発見してしまった。 オフィスには「悲鳴」が響き渡ったという。
僕の上司や元上司は、なんでこんなモノばかりくれるのか?
「その子ちゃん」が欲しい人がいれば、あげます。 ちなみに開封はしましたが、「未使用」です。
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