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2004年07月13日(火) 睡眠障害と戦う僕 〜グッズ編〜

僕の睡眠障害は今に始まったことではないので、一応、いろいろなグッズも試している。
以前勤めていた会社には医者が常駐しており、社内で睡眠薬も処方してもらえたのだけれど、専門医ではなく、睡眠障害の知識がなかったと見え、長時間型の睡眠薬しか処方してもらえなかった。
長時間型の睡眠薬を飲むと、当然、寝起きが悪くなる。
そもそも起きるのがつらいし、午前中は仕事にならない。
そのうえ「睡眠薬は依存性があるから止めなさい」とか「ずっと起きてればいつか眠くなりますよ」などとアホな事を言うので、社内で睡眠薬を処方してもらうのを止めた。

当時は海外出張が多かったので、海外に出かけるたびに大量の「メラトニン」を購入して飲んでいた。
そして、米国の何軒ものドラッグストアを回り、2〜30種類の睡眠薬を購入し、自分に合う睡眠薬を捜し求めていた。
米国のドラッグストアでは処方箋がなくても、睡眠薬が買える。

だが、メラトニンはイマイチ効きが悪い。
僕の睡眠障害はメラトニンごときでは、まるで効果がなかった。

大量に購入した米国製の「Maximum Strength」と書かれた睡眠薬は、ことごとく長時間型で、寝つきが良くなるわけではなく、ただ単に、朝、起き辛くなっただけだった。

グッズもいくつか買った。

■シンクロエナジャイザー
15年くらい前には「シンクロエナジャイザー」を買った。
赤いLEDがついたメガネで、赤いLEDがいくつかのパターンによって、点滅する。
目を閉じて、まぶたに赤いLEDを投射する。
スイッチを入れると、あら不思議。
サイケデリックな映像が見えてくるのである。
リラックスモードとか、スリープモードとかがあった。
モーツアルトなんぞを聴きながら使うと効果的らしい。
僕は、「癒し」とか「リラックス」と書かれたCDや、クラッシックのCDを大量購入し、ヘッドフォンで嫌々聴きながら、シンクロエナジャイザーを使っていた。

ハナシはそれるが、僕はその手の音楽、特にクラッシックは大嫌いである。
3歳から17歳まで半ば強引に音大をめざしてクラッシックを習わされ、母と妹がピアノ講師で、大学入学に伴って、実家を出るまで、普通の人が一生に聴く以上のクラッシックを聴かされて育った反動で、今でもクラッシックは聴かない。
ちなみにジャズも好きではない。
僕が聴くのは洋楽ロックのみである。

シンクロエナジャイザー使った感じは、脳が「デフラグ」されている感じ。
サイケデリックな映像が見えてくるので、嫌いなクラッシックは止めて、ドアーズとかを聴きながら使っていた。
確かに脳に何か効いている感じはするのだけれど、睡眠障害には効かなかった。
すぐに単なるオモシログッズと成り下がってしまい、飽きて使わなくなった。

■テンピュ−ル「モドキ」枕
枕をテンピュ−ル枕「モドキ」に変えた。
本来は1万円くらいする高級枕である。
アタマのカタチにフィットし、睡眠の質を向上させるらしい。
「モドキ」なのは、ドンキで買った1980円のシロモノであるからである。
が、これは良い。
非常に良い。
今までの枕は一体なんだったんだ、というくらい快適。
が、睡眠障害には関係ない。

■目覚まし装置「ASSA」
最も最近購入したのは、起きるための超高級目覚まし装置「ASSA」である。
税込み定価は3万円を超す。
僕は下記のリンクにある記事を見て、速攻で最安店を検索し、2万円を切っている店を発見し、「購入」ボタンをクリックした。
詳細は下記記事を見てもらうとして、要するに「音」ではなく、「光」で目覚めようという装置である。
電気スタンドと目覚まし時計が合体したような装置で、セットした起床時間の30分前から少〜しずつ電気スタンドが明るくなってきて、起床時間には最強のまぶしさになる。
アラームもついているのだけれど、アラームが鳴る前に光のまぶしさによって自然に目が覚める。
う〜む、ナイスっ!

が、僕は現在休職中なので朝早く起きる必要は全くないので、単なる電気スタンドに成り下がっているのであった。


■あら不思議、気持ちよく起床!! 高ヒット率の目覚まし装置「ASSA」
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/19357.html
■ASSA
http://www.mew.co.jp/Ebox/assa/




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孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように

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