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2003年08月11日(月) 大型二輪免許をナメてはいけない

大型二輪の教習に苦戦している。

いやあ、大型二輪、ナメてはいけません。
大型二輪免許を取ってしまえば、1300ccのバイクだろうと、最高速度300キロオーバーのバイクだろうと、何だって乗れる。
くさっても限定解除、教習所で取れるとは言え、甘くはないです。

ナナハンはやっぱり重い。
普通に走り始めてしまえば、重さなど関係ないのだけれど、教習所は低速走行大会である。
低速走行時のバランスの取り方がとても難しい。
教習所所のバイクは乾燥重量200キロ、教習用のワケのわからないランプ類やガード類、ガソリンを含めると250キロくらいはあると思われる。
その250キロもあるバイクでの低速走行は予想以上に難しい。

高校生の頃、中型二輪免許を取得した際には一本橋など楽勝だったので、今回も楽勝かな、と思いきや、思いのほか難しい。
大型二輪では一本橋は10秒以上かけて通過しなければならないのだけれど、僕は平均すると8秒台。
全然ダメである。
最高でも9.8秒しか持たなかった。
お蔭様で、ハンコをもらえず。
追加教習である。

15年のブランクがある割には運転はマトモ、とインストラクターには言ってもらえたが、追加教習は追加教習。
インストラクターによれば、通常、大型二輪免許を取得するには29時間の実技教習が必要なので、そこを15年ものブランクがある人間が最短の12時間で終えようなどと、考えるほうが無理なのだそうだ。

確かに僕も一本橋以外はこれと言って問題はない。
スラロームもクランクも坂道発進も問題なし。
でも、一本橋がどうも苦手。
大型教習の卒検では、一本橋は落ちさえしなければ、減点のみで通るのだけれど、卒検の前に、見極めが通らないのであった。

まあ、15年もバイクに乗っていないおっさんが、いきなり大型二輪免許を取得しようというのだから、ストレートで大型二輪免許が取れるはずもないのだけれど。

教習所のインストラクターは僕が中型二輪免許を取得した15年前からは、様変わりしている。
15年前、僕がバイクの教習に通ったときのインストラクターは族アガリかヤクザみたいな人が多かった。
今の教習所のインストラクターは礼儀正しい。
教え方やアドバイスもしごく的確である。
まあ、僕が一見、モノゴトの分別をわきまえたオトナのフリをしているせいかもしれないけれど。
教習所も「サービス業」として、まっとうに進化しているらしい。

ま、地道に頑張ります。




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