斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年08月06日(水) |
ユビキタスの日本語訳は「時空自在」ではなく「電脳偏在環境」 |
また例によって、国語研究所が外来語の日本語への言い換え例の一覧を提示した。 僕ら外資系の人間は、英語だか日本語だかよくわからないコトバを話しているので、反省すべき点は多いが。
今回の言い換え例のなかでの注目は「ユビキタス」→「時空自在」である。 ユビキタスの通常の訳は「偏在する」である。 ネットワークに接続された、コンピューター機器があちらこちらに「偏在」し、コンピュータが個別の機器としてではなく、環境として機能することを言う。
国語研究所によると「ユビキタス」→「時空自在」。
うーん。 やりすぎです。
断言するが、「ユビキタス」を「時空自在」と言い換える新聞社は一社もないだろう。
あんたらはコピーライターか? 作りすぎ。
もし、正確にユビキタスを日本語で言い換えるなら、「電脳偏在環境」。 あ、これでは中国語ですね。
■ユビキタス=「時空自在」? 国語研究所の言い換え例 http://www.zdnet.co.jp/broadband/0308/06/lp18.html
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