斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年03月30日(日) |
くちどけ生茶のCMからキックシーンが消えた |
くちどけ生茶のCMの初期バージョンはインパクトがあった。 松嶋奈々子が滑り台から勢い良く滑り降りてきて、中学生の背中をキックしてぶっ飛ばすバージョンだ。 僕は一回くらいしか見ることができなかった。
僕はロングバージョンだけにキックシーンがあるのかと思っていたら、自粛されてカットされたようである。 現在放送されているバージョンでは、キックのシーンはカットされ、キックの音だけになっている。 生茶のサイトも見てみたが、キックシーンのカットされたバージョンのCMしか見ることができなかった。
誰かが、イジメを彷彿させる、とか言ってクレームをつけたのだろう。 久々に良く出来た面白いCMだったのに残念である。 あのキックシーンがなくなったせいで、CMの面白さがなくなってしまった。 CMはモノを売るための広告であって、芸術でも表現でもないのでしかたがないのだけれど、残念だ。
僕も宣伝部に所属していたことがあるからわかるのだけれど、CMに対してはほんの少しでもクレームがつけば、すぐに打ち切りになる。 生茶の場合は、シーンのカット程度で済んだようだけれど。
しばらく流れていれば、いくつかの広告賞も取れる出来だったと思う。 クリエイターはくやしいだろうなあ。
■生茶のキックシーンのカット版のCMが見れるサイト http://www.beverage.co.jp/namacya/index.html
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