斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年03月07日(金) |
ブッシュの暴走を止めるのは米国民の良識しかない |
世界が米国というスーパーパワーによって征服されてしまった今、米国の暴走を止めることができるのは米国の国民だけだ。 暴走を止めるために期待できるのは、米国民の良識しかない。
ブッシュは戦争に突っ走る。 自分達への直接的な脅威だけではなく、潜在的な脅威も含めて排除しようとしている。 自分達を脅かす「かもしれない」力も含めて。 戦争はそれぞれの真じる正義のために行うものだけれど、イラク攻撃には正義はない。 それぞれの戦争当事者が信じる正義も第三者にとっては理解しがたいものだけれど、今回のイラク攻撃にはタテマエの正義すら存在しない。
だけど、米国の外部からこの暴走を止める事はもはや不可能。 外交でブッシュの暴走を止める事はできない。 国連にも止める事はできない。
米国が地球で唯一のスーパーパワーである以上、米国の外部からの圧力によって米国を変えることはできない。 暴走を止めることができるのは、米国自身だけだ。 米国民の良識に期待するしかない。
米国は世界一フェアで良識的だと僕は信じている。 あれほどまでにお人良しの国民性は他に例を見ない。
米国民の平均的知的レベルには疑問を持つ事も多いけれど、彼らの良識、フェアネスは世界一だ。 ただの田舎モノ集団国家、とも言えるのだけれど。 でも、米国人には田舎モノ特有の人の良さがある。
ブッシュはアホだ。 これに異論を挟むものはあまりいない。 でも米国民まで一緒にアホだと思われて、米国民はくやしくないのか? ブッシュと一緒にされて、まとめて世界中からアホ国民だと思われて、それでいいのか?
ブッシュの暴走を止めるのは米国民の良識しかないのだ。
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