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2003年03月04日(火) 「捨てクレカ」のすすめ

最近必要かな、と思うもの。

「捨てクレカ」。

誰でも「捨てメアド」は持っていると思う。
今やネット上で素直に自分の会社のメールアドレスや自分が契約しているプロバイダのメールアドレスを入力する人はいない。
フリーメールのアドレスを入力する。
その割にクレジットカード番号は不安を感じつつも、ばしばし入力していたりする。

これからの時代に必要なのは「捨てクレカ」。
インターネット上で使用するための、どうなっても良いクレジットカード。
ヤバそうなECサイトでの買物に使用するための専用クレジットカード。
日本のサイトであれば大体マトモなサイトかどうかの見分けはつくけれど、海外のサイトはマトモかヤバ系かの見分けがつきづらい。
デザインが綺麗とかSSL対応とかはサイトの信用度とは全く関係がない。

普段使用しているVISAやAMEXはネット上では使いたくないので、ネット用の人柱となってくれるクレジットカードがそろそろ必要かと思う。
最初からトラブルが起きても良いように準備するクレジットカードだ。
事故前提の踏み台クレジットカード。
ネット上だけではなく、インチキくさい国に海外旅行に行く際にも活用できる。
そろそろ僕も作ろうかと思っている。

年会費無料のクレジットカードはいくつかある。
セ○ンカードとか。
オンラインで簡単に申し込める。

口座引き落とし用の銀行口座もどうでも良い銀行で作っておく。
み○ほとか。
引き落とし用の口座にはトラブルに備え、必要最低限の金額しか入金しない。
たぶんポケットティッシュも貰える。

「捨てクレカ」を作っておけば、クレジットカード事故に巻き込まれたとき、被害を最小化できる。
トラブルの大半はクレジットカードの保険でカバーされる。
日常使っているカードではないので、仮にクレジットカードが使用できなくなろうと、何が起ころうと知った事ではない。
勝手にお金を銀行口座から引き落とそうにも、銀行口座にはお金がない。

インターネット上で完全に信用できるサイトなど存在しない。
大手サイトだってクレジットカードの処理を外注先やバイトにさせているに違いない。
インターネット上のECサイトは信用できないのである。
そのうえ、消費者を守るようなセキュリティー対策はゼロに等しい。
だったら自分の身は自分で守るしかない。

踏み台にされるクレジットカード会社はかわいそうかな、と思ったけど、踏み台カードとして認知されたほうが利用が増えて実は儲かるかもしれない。

以下、某セ○ンカードのQAより

========引用ここから========


Q.不正利用と思われる請求がある。

A.状況によって異なりますが、明らかに他者による不正利用の場合は紛失・盗難等と同様に、お届けいただいてから溯って 61日間の利用分については補償いたします(ただし、規約違反があった場合、この限りではございません)。

Q.インターネットの海外利用分で、覚えのないものが請求されてきた。

A.海外有料サイトのサービスご利用代金は、アクセスした際にカード番号を打ち込んで、ご請求される仕組となっております。もう一度、お客様側でご利用をご確認ください。

========引用ここまで========


結構逃げてるね。




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