斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年02月12日(水) |
G−SHOCKの20周年記念モデルを衝動買い |
G−SHOCKの20周年記念モデルを買ってしまった。 THE Gという電波時計と太陽電池のついているモデル。 液晶が赤い。
僕はもう7−8年、ロレックスのサブマリーナという時計を愛用している。 古い007でショーンコネリーが使っていたモデル。 最近の007はオメガだけれど、昔の007はロレックスだったのである。 本来は安物時計を年に2−3本買うほうが好きなのだけれど、このサブマリーナ以降、時計をあまり買えなくなった。
理由はサブマリーナが機械式時計だからだ。 機械式時計は置いておくと、2−3日で停まってしまう。 毎日、腕に巻いて振り続けなければならない。 一旦停まってしまうと、時刻合わせが面倒。 特に日付の部分がやっかい。 きちんと日付を考慮したうえで時刻合わせをしないと、昼の12時に日付が変わってしまったりする。 僕は時刻合わせが面倒なので、寝るときも、運動するときも、サウナでも温泉でも、ずーーーっとサブマリーナを着けっぱなしにしていた。 だって、停まると面倒なんだもの。 それに加えて、僕にはロレックスは傷だらけのほうが格好いいはずだという勝手な思い込みがあるので、「エイジング」と称してわざと乱暴に扱っている。 おかげで時計が増えても、サブマリーナをはずせない。
と、いうワケで日常的にはサブマリーナばかりを使っているのだけれど、その裏でやっぱり、年に2−3本の安物時計は買い続けている。 僕は基本的に「限定モデル」「最新モデル」という言葉に大変弱い。 オマケに機械モノが大好きなので、1ヶ月に1回も使わないような時計をせっせと買っている。 マニア以外、誰も知らないようなオタクなモデルもいくつか持っている。 ただ、コレクターではないので使い方は荒っぽい。
で、今回のG−SHOCKの20周年記念モデル。 限定モデルが欲しかったというよりも「壊れない、停まらない、狂わない」というThe Gが欲しかったのである。
The Gは機能だけ見れば史上最強。 頑丈で、絶対狂わなくて、電池もいらない。 だけどデザインが・・・。 デザインが大変イケてない。 カシオのサイトには「メタルと樹脂の融合した洗練されたデザイン」と書いてあるのだけれど、「チープなプラスチックに妙にピカピカした金属部分」にしか見えない。 いくら機能が優れていても、このデザイン、色使いはないんじゃないの?ってところだった。 The Gは出る前からスゲー欲しかったのだけれど、あまりもの格好悪さに買うことを躊躇していた。
ビックカメラにスタイラスを買いに行ったら、本来限定モノのはずの20周年記念モデルが発売後2週間も経つのにまだ並んでいた。 世の中的にはもはやG−SHOCKの限定モデルなんぞのブームは遠くに去っているらしい。 で、この20周年記念モデルの現物を見てみると、意外にシックなのである。 ピカピカしていない。 液晶が本来は派手さを狙ったのか赤っぽいのだけれど、それが僕には逆にシックに見えた。 やっと恥ずかしくないThe Gが・・・。 これなら、買っても大丈夫。 衝動買い。
って事で、今は家や会社や駅で時刻合わせ用の電波の強度を調べて回っているのであった。
スピードの電波モデルが出たら、また買っちゃうんだろうな・・・。
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