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2003年01月03日(金) 学生は本分を忘れずに精進せよ

実家で朝から酒を食らいつつゴロゴロしていると、近所に住む学生さんが相談に乗って欲しいといって父親に連れられてやってきた。
某KO大学の1年生。
就職が大変なので、今からどのような準備をしておけば良いのかを僕に相談したいんだそうだ。
大学と並行して専門学校にも通っているらしい。
まだ1年生なのに。。。

そんな時、僕の答えはひとつしかない。
「学生なんだから好きなことをやって、遊んでいてもいいんじゃないですか?」

企業側にとっては、成績の優劣やしょうもない資格の有無なんてどうだっていい。
大学の成績なんて授業の出席率さえ高けりゃ、バカでも良い成績が取れる。
あー、クソマジメに学校だけは行ってたんだねー。
簿記だとかMOUSの資格をアピールされてもなー。
事務のお姉いちゃんが欲しい訳じゃないし。
TOEIC700点で胸張られてもなー。
外資だし。
「テニサーで幹事やってました。リーダーシップには自信があります」
勘弁してくれよ〜。

学生は学生らしく、麻雀、パチンコ、合コンに明け暮れていれば良いのである。
学生の本分は麻雀、パチンコ、合コンだろっ!
学生には本分を忘れずに精進してもらいたいものだ。
学校に行っても学べることなど何もない。
なけなしのカネでギャンブルをやるほうが、ずっと学べることは多い。
下心満載で合コンに望む方が、コミュニケーション能力は高まる。

こんな面接だったら、即、採用だけどな。

面接官:
「学生時代に学んできたことは?」

学生:
「麻雀、パチンコでミクロ経済のモデリング、シミュレーションの実践的活用に励んでまいりました。投下資本と期待収益をリスク係数で割り戻してモデル化し、シミュレーションを行うことにより、ROIを最大化させることに成功しました」

面接官:
「君は競馬はやってこなかったのかね?」

学生:
「競馬にはロマンはありますが、馬という不確定要素が大きすぎて収益の予測が困難です。むしろ、競艇のほうが適切かと思います。ギャンブルほどミクロ経済を学ぶのに適した教材はないと思います。浅田哲也氏の本は全て読破しました。今後は是非バカラにも挑戦してみたいと思っています」

面接官:
「他にどのような研究をしてきたのかね?」

学生:
「合コンでゲーム理論の実践的検証を行ってきました。現在は、合コン後の付き合い方のシナリオ策定にリアルオプションの応用が可能についても研究をはじめています」

面接官:
「ゲーム理論は合コンよりも、王様ゲーム向きではないのかね?」

学生:
「私はまだ学生ですのでキャバクラに行ったことがありません。貴社に内定を頂ければ、ぜひ連れて行っていただきたいと思います」




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