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2002年11月18日(月) パーソナルビデオオンデマンド環境が欲しいぞ

チャンネルサーバーを買ってからというもの、ほとんどTV番組を生で見ることがなくなった。
僕はチャンネルサーバーに自分が見るかもしれないと思われるTV番組は何でもかんでも録画している。
TVは基本的にチャンネルサーバーに録画された番組のなかから見ている。
ニュース番組も録画されたものを見る。
ニュース番組もどうでもいいニュースが多いので自分が見たい部分だけを飛ばして見る。
番組を見逃すこともないし、番組の時間に合わせることもないし、CMはすっ飛ばすし。
もはやプチビデオオンデマンド。

見ないかも知れない番組も節操なく取りまくっているのだけれど、基本的に1週間で自動消去されるようにしているので、ハードディスクが一杯になることもない。
録画予約はMyYahooの番組表を見てPCを経由して行う。
気に入った番組は毎週、定期的に録画するような設定にする。

快適、快適。

が、しかし!

大きな問題がある。
録画していても僕にはTVを見る時間がないのであった。
平日は家に帰るのは遅いし、休日は出かけてしまう。
そもそもTVの前にいる時間が短いのであった。
いくら番組を飛ばしまくって時間を短縮して見ているといっても限界がある。
平日なんてTVを視聴可能な時間はせいぜい1時間、無理しても2時間くらいが限度である。

それに大事件や台風や地震のときなど、会社で仕事中であってもどうしてもTVが見たいときは良くある。
いくらインターネットでニュースが見れると言っても、やっぱりTVが見たいのである。
ラジオ局はインターネットで流しまくっているのに、TV局は番組をインターネット経由で流しているところはほとんどない。
せいぜい、ごくごく一部のニュースや番宣をちょろっと流しているくらいである。

前フリが長くなったが、今たくらんでいるのは「パーソナルビデオオンデマンド」である。
家で見れなきゃ外から見ろ、なのだ。
チャンネルサーバーを使ってみて、タイムシフトの偉大さは痛感した。
今度はどこでも見れるようにしたい!
会社からだろうが、出張先からだろうがどこからでも自分専用のビデオサーバーから番組を見たいのだ。

PCでチャンネルサーバーと同じような機能は実現可能だし、様々な製品も出ている。
UnderworldのBGMでTVCFをやっているソニーのVAIOのギガポケットをはじめとして、TVチューナーとキャプチャー、MPEGエンコーダー、EPGの複合製品はたくさんある。
自宅のPCでTV番組サーバーを構築し、外出先から見れるようにしてしまえば良いのだ。

自宅のPCに外部からアクセスするためにはIPアドレスが固定である必要がある。
ADSLで常時接続であっても、IPアドレスは接続のたびに切り替わる。
でもそんなものはフリーのダイナミックDNSのサービスとフリーツールのDiCEを使えば良いのだ。
お金を払うのはネットの世界では「負け」なので、できる限り無料サービスと無料ツールを活用する。

詳しくはこの辺を見るべし↓

■DiCE DynamicDNS Client (自宅でインターネットサーバー)
http://www.hi-ho.ne.jp/yoshihiro_e/dice/

PCのビデオサーバーとダイナミックDNSを組み合わせれば、パーソナルビデオオンデマンド環境ができる(と思う)。

この環境を構築すれば、会社からでも、出張先からでもTV番組が見れる。
海外からだって日本のTV番組が見れるぞ。
リアルタイムにエンコードしてれば生放送も見れる。
ビットレートを下げれば、AirH"経由でも見れるかもしれない。

おい、これってTV番組の再送信だろ。
いいのか?
公衆が誰でも見れるような環境を作ると大変まずいので、せめてパスパードくらいはかけておく必要があるな。
いずれにしてもTV局に対する嫌がらせ以外のナニモノでもないな。









予想;環境を実現した時点で満足して実は全然使わないと思われる。




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