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2002年09月21日(土) 働く椅子達

歯医者に行って、そのまま続けて散髪。

歯医者と散髪に共通するのは「働く椅子」である。
電動のリクライニング機能により、いろんな動きをしてくれるうえに、様々な機能がついている。欲しいなあ。こういう椅子。

散髪屋では通常の散髪に加えて、エステコースを追加。
別に「綺麗になりたい」、というワケではなくエステコースは妙に気持ちがいいのである。女の子がエステに通うのも、ただ「綺麗になりたい」というワケだけではなく気持ちがいいからだろう。「働く椅子」に座ってリラックス。

最強の椅子はやっぱり、飛行機のシートだろう。
今年の夏にアムステルダム行きの飛行機で「1−A」という一番前の席に座るという快挙を成し遂げた。隣の「1−B」は空いていたので、2つの座席占拠!このボーイング747のなかで俺様が一番偉いぞ。人生勝ち組みだぜ。アッパーデッキもいいけれど、アッパーデッキの座席番号は10番以上になってしまう、こっちのほうが偉い。

最近の飛行機のシートの進化は著しい。
飛行機のシートはたかだか2畳くらいのスペースなのに、椅子のうえだけで一応生活ができるだけの機能が備わっている。
ただ、ヨーロッパ線より米国線のほうが椅子は進んでいるように思う。
前の席まで2m近く距離があるし、フルフラットになるので爆睡が可能になった。
液晶テレビ、電話、テーブル、ぐねぐねのスポットライト。
椅子としての基本機能もパタパタ式の足置き、エアー式のランバーサポート。
それにあちこちが微妙に調整できる。
ややこし過ぎてお年寄りとかおばさんだと使いこなせんぞ。
乗ったことはないが、マッサージ機能がついている飛行機もあるらしい。
これじゃあ、一脚、300万円でも買えないかも。
でも、それじゃあ椅子だけで1機あたり数億はかかるなあ。
航空会社は経営が苦しいのに、過当競争で大変だな。
ちなみに911のテロ以降、米国便の食事の際のナイフはプラスティックになった。いろいろ大変そう。

僕のAudi TTにはレカロのレザーシートがついている。
これもまた、シートヒーターから始まってランバーサポートとかワケのわからない調整がいろいろできるが、せいぜい2-30万円くらいだろう。働く椅子にはかなわない。バブルの頃のセルシオにはマッサージ機能がついていたが、今でもついているのだろうか。




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