2008年06月28日(土) |
旧3町の線引きについて〜都市計画の区域区分〜 |
旧相模原市と旧城山町は昭和45年6月に都市計画区域の「区域区分」所謂「線引き」が決定されています。他の旧3町の大半は、都市計画区域の指定はされていますが「線引き」は行われていません。
合併に伴う新相模原市誕生の議論の中で、地域の特性を活かした「新市の一体的な街づくり」が最重要課題であります。また、相模原市が平成22年の政令指定都市移行を目指す上からも、5年毎の「線引き」見直しの法令からも、具体的な議論と判断は避けて通ることはできません。
一方で、現在は合併間もない時期であり、このことが合併論議時には主な案件として取り上げられていなかった事実は極めて重要と考えます。平等性と個人の財産権に影響を及ぼすからです。
私は、合併論議が行われる当初より「合併は相模原市として主体的に考えるべき」「政令指定都市を目指すことも検討すべき」と主張をしてきました。しかし、合併を進める上での政治的判断なのか事実は知りえませんが、残念ながら当時の市執行部からは明確な指針は示されなかったと判断しています。
この部分と各町が合併論議で町論を2分してきた経緯を踏まえて考えれば、相模原市が行っている今回の20年度(一年遅れて21年度案)「線引き」決定に向けた動きは、合併だけでなく政令指定都市移行についても不信感が出てきて致し方ないことと言えます。
丁寧な説明と合意形成は必要不可欠です。
この「区域区分」決定は神奈川県の行政事項です。7月に相模原市の素案が示されると聞いていますので、その上で、対象地域の方々や様々な方のご意見を伺い「自らの考えをまとめ」行動したいと思います。
是非、教えて下さい。
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