北海道栗山町議会/岩手県議会/長野県議会とそれぞれの議会基本条例の取り組みについて視察をしてきました。【視察】とは言っても、内容から【見る】ではなく【聞く】でありました。同時に多くの意見交換を行ってきました。
栗山町議会・・・平成18年5月に議会基本条例を全国初制定。同条例内に議員相互間の自由討議の推進や首長(行政)からの反問権を導入、議会主催の報告会開催など独自の取り組みを先進的に行う。推進役の議長と意見交換。尚、同議長は在籍8年目を迎える!!
岩手県議会・・・議会のあり方調査特別委員会を設置し条例制定に向けて検討を進めている。議員提案条例を何本も制定しる取り組みからも、既に様々な議会改革に着手をしている。(昨年8月にも別件で視察に伺った際、同様の話は聞く。)先の県議選において各会派が同条例制定を公約に掲げていたことから推進。条例案分作成段階になっている。視察日に合わせて特別委員会を開催していただき意見交換を行う。
長野県議会・・・昨年12月に議会基本条例研究会が発足。制定の有無も含めて研究・研修を実施している。研修では、県内市町村議会へも働きかけ参加を促している。長野県議会では、田中康夫前知事時代に知事と議会の対立(?)から、様々な議会運営を経験していて実質的な議会改革につながっている。そのことから、制定有無についての議論もある。視察日に合わせて研究会を開催していただき意見交換を行う。
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