2006年06月05日(月) |
第24回 政策研究会〜政令指定都市を考える〜 |
遅くなりましたが、5月30日に標記を開催しました。初参加4名の計15名の方が来てくれました。よって、次回以降も継続して行う事になります。(誰か1人でも来てくれたら続けて行くことにしています)月末のお忙しい中、ありがとうございました。
まず、政令指定都市(以下、政令市)の位置付けや他都市との違いを説明しました。特に数値上の比較が解りやすいので、昨年と今年にそれぞれ政令指定都市になった静岡市と堺市の政令市移行前年と移行後の当初予算も用意しました。
いただいた意見(質問)として印象に残ったのが、政令市の利点と有り難味(?)です。
利点とは、「政令市になることにより、直接的な市民の生活が劇的に良くなるのではなければ、地方分権の進捗を待つべきも良いのではないか?」です。つまり、市全体では利点が多いが、例えば一人ひとりに取っては税金が安くな訳等ではないので、急ぐ必要がないのでは?との意味です。
有り難味とは、「従前とは違い、多くの自治体が政令市に移行したり目指したりしている現状は、政令市自体にステータスが少なくなると感じる」との意味です。
政令市とは手段ではなく目的です。権限と財源が現行制度上で最も基礎自治体に充実する仕組みです。無論、それ自体に意義はあるのですが、実際に活用する市民や行政の意識なりやり方が結果の判断になります。自立すること、分権を求めることは、上記とイコールであると思っています。
私は、政令市を目指していますし、地方の自立の視点で議員活動を行っているつもりです。乗り越えなければならない課題は山ほどありますが、是非進めて行きたいと思います。
そう言えば、4年ほど前に総務省に町田の議員と独自に行き、行政体制整備室(自治体合併を進めていた部署)の室長(だったと思う)から市町村合併の説明を受けたことがありました。
その折に、「私は政令市相模原を目指している。合併は一つの手段と考えている。」と大見栄(?)を言ったことがあります。「相模原市は合併するのですか?」「政令市を目指しているのですか?」と目をキョトンとして答えていたことを思い出しました。
さて、次回は6月議会で繰り広げられる一般質問の中から題材を選定したいと思います。尚、6月は議会と後援会の予定により日程を取る事ができませんでした。よって、7月18日の開催となります。具体には後日政策研究会の項に掲載します。
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