2006年05月17日(水) |
党首討論〜小沢代表登場〜 |
国会(衆議院)において国家基本政策委員会合同審査会(以下、党首討論)が開催されました。小沢一郎氏の民主党代表としての初質問です。生放送も以後の報道番組も見れなかったので、たった今、名簿の整理をしながら衆議院のビデオライブラリーで録画を見ました。(半分は聞くだけ)
尚、記載期日は17日としていますが、現在は18日の午前3時になるところ・・・です。
従来の党首討論は、どちらかと言うと対決型/追求型の姿勢が多かったと思いますが、今回の小沢代表はそうではなく沈着冷静に教育行政/教育基本法についてを述べていました。もしかしたら、聞いていて面白み(?)は少なかったかもしれませんが、私としては大変聞きやすく、且つ基本的な部分を述べていて解りやすかったです。
教育行政の国と地方の責任体制についてなどは、まったくの同意見であります。これは特に地方の現場からすると至極当然の問題点であります。また、市議会において教育委員会とやり取りをする時に常に打ち当たるところでもあります。
また、質疑前の最初に述べていた議決の過程についての話も同様です。議論を尽くした後は多数決が「民主主義の基本」であります。一方で「議論を尽くす」範疇についての見解は個々に分かれますが、出来るだけ取り入れるべきでしょう。今回の医療制度に関する件は、追加提案を前提に述べていたので、強行採決には些かの疑問が残ります。また、地方においても同様の事は当てはまると思います。
今後も党首討論は行われるのですが、どうしても数が少ない気がします。総理大臣の日程に課題が多いと聞いています。通常の委員会審議も大切でありますが、そちらへの出席日程を少し削ってでも党首討論の機会を増やすべきです。置き去りにして来た「基本的な議論」を行うためにも。
今回は教育に特化した内容でしたが、まだまだ課題は山積です。次回以降に更なる期待が膨らみます。
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