2004年04月22日(木) |
政令指定都市議員と県議会議員 |
静岡市議をしている仲間が静岡県議に挑戦することになりました。(5月末) 静岡市選出県議の任期途中での定数割れに伴う補欠選挙です。 (地方自治法では、同一選挙区で8分の1欠員がでたら補欠選挙を行わなければならないとなっています。) 大変、有能な方ですしお世話になっている方なので、是非当選してほしいと思いますし、できれば応援に行こうと考えています。
ところで、静岡市と言うとお隣の清水市と自治体合併をしたばかりです。そして、その合併により人口が70万人を越え、来年には政令指定都市(以下、政令市)になることが確実となっています。氏は合併の推進役の1人でもありました。
通常、政令市は都道府県と同等か以上の権限と財源を有していて、基礎自治体としては最も地方分権(地域主権)が確立された都市と言われています。違った見方をすると、県要らずです。県に頼ることなく、自らで何でも(警察等一部除く)できてしまうのです。中には「県なんか邪魔」と公言する自治体関係者や議員も多くいます。あるいは、横浜市などは催しの時の来賓などは。県議よりも市議の方が先に紹介される場合が多いなど、相模原市などの政令市未満とは逆になっています。
ですから、通常は政令市議から県議に転出する例は見受けられないのです。 ですが、仲間はその道を選択したようです。 詳細は分かりませんが、補欠選挙という特種事情や政令市になる直前での県との調整役なでの理由は想定できます。が、是非直接理由を聞いてみたいと思っています。
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