2004年02月18日(水) |
助役1人体制で3月議会に臨む・・・その心は? |
議会運営委員会が開催され、24日から始まる3月定例会の議案が配布されました。来年度予算や補正予算・条例等です。中身については後日ご報告致します。
議運の冒頭に議長より発言ありました。 要約すると・・・「昨日、山口助役が来て、3月23日に助役の人事を本会議に上程したい。ついては、本定例会は1人助役で臨む。」とのこと。また続いて、「よって、委員会の開催など協議してほしい。」と話されました。
委員会は現在、担当の助役がそれぞれ出席しています。(文京委員会は教育長) 5委員会あり、1日1委員会開催しています。 ところが、相模原市議会の委員会は時間制を設けていないので通常、予算や決算の時は1日で終了しない委員会がでてきます。その場合は次の日に開催をしているのですが、助役が1人だとどうするかが議題となった訳です。
事務局の提案や各会派の意見は様々なものがありましたが、私は「助役が1人なのは市長側の都合でなので、助役不在の部分は市長が出席すべき。」と提案しました。結果、多勢に無勢の部分もあり提案は通りませんでした。なるべく1日で終了する様に各人努力し、2日間になるようなら各委員会の判断に任せることになりました。
さて、私が問題だと思うことが2つありました。 1つは市側(市長)の対応です。 予算議会は最も重要な定例会だと言えます。助役の職務は議会だけではないのですが、その最も重要な定例会を1人体制で行う考え方です。 結果、無事に乗り切れたとして、「それじゃあ、これからも2人ではなく1人で十分では」との意見があっても然るべきです。 また、24日に開会ですから、敢えて3月23日の上程ではなく、開会と共に上程すれば良いのではと思います。4月が人事異動の月なので、それに併せることなのでしょうが、それとこれは別です。それとも、市の人事異動だけでは対応できない、どこかの機関の定年退職を待たれているのでしょうか・・・?
2つは議長の対応です。 議運で議長に質問しました。 長友「山口助役から話が来たときに、委員会開催の懸念や定例会自体への影響懸念を述べたか?」 議長「形式的なやり取りだけで、一切何も言っていない。」 え!、議会の議長でしょ。議会運営上、支障が出るおそれがある対応(提案)をしてきたのに「何も言っていない」とは何ですか・・・?議会の代表として、せめて「遺憾」くらいは言うべきでしょう。もっと言うならば、いくら人事は市長の権限だとしても「何故、開会冒頭に提案しないのか」は言っても支障ないでしょう。あるいは「その場合の委員会はどう対応するつもりですか」と見解を聞くこともできたでしょう。 どうして、そんな対応になってしまうのか私には理解できません。
さて、波乱含み(私だけ???)のスタートとなる3月定例会。この後も、まだまだ何かでてきそうです・・・
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