9月議会に上程された補正予算関係で相模原市がミニ公募債を募集することが明らかになりました。 ミニ公募債とは地方公共団体が債券(借金)をする場合、通常は国や金融機関から借り入れをしているのを個人向けに行うことです。数年前より制度がスタートして既に東京都を初めとした多くの自治体が導入しています。概ね、国債などより高金利とするので利回りが好い点や具体に政治(町づくり)に参加できるので好評を得ているとのこと。 過去の議会で導入を働きかけた経過があり、この度実現する次第です。 さて、中身の概略ですが・・・ 募集は来年2月予定で、ミニ市場公募債「みんな元気さがみはら債」との名のようです。同月末に総額五億円発行する。資金は主に、同市相模大野に建設する「仮称・南地区保健福祉センター建設事業」や小中学校の耐震補強工事に使う見込みとのこと。 購入資格は市内在住の個人で、一口十万円で百万円を限度とする。五年満期一括償還で、利息は年二回の支払い。償還には、減債基金を設けて年五千万円ずつ積み立てるほか、五年後の借換債(二億五千万円)の発行や一般財源を充てる。さらに次年度には十億円を発行する予定にしているようです。 大変良い試みではと思います。 ただ、本当は使用目的を明確にして発行すべきだと思います。 また、名前に疑問を感じます。「みんな元気さがみはら債」では意味が不明瞭です。「仮称・南地区保健福祉センター建設事業債」などハッキリさせたほうが良いと思います・・・。 皆さんは、どう思われますか?
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