市には様々な施策など市民や専門家の意見を聞いたり案をまとめるなどする各種審議会があります。環境審議会・住宅審議会・都市計画審議会などなど・・・大変多くあります。国では猪瀬直樹氏が所属する道路関係四公団民営化推進委員会などが有名です。 さて、この各種審議会には市議会議員が委員として出向しています。これが全国的に「事前審査」につながるし「議員は議会の場面」で行うべきとの立場から、条例で議員が委員となることが決まっているもの以外は平成15年度より辞退をしようとのことが既に議運で決まっていました。 ところが、市長より標記について委員を出して欲しい旨の依頼があり、議運で協議されました。 大半の会派が「審査会の性格上」「市長からの特別の依頼」などの理由により受けるべきとの見解でした。私は「前記の原則をまず遵守すべき」「後、不都合があるなら検討すればよい」と主張しました。多数決の結果、私の主張は、通りませんでした。 朝令暮改を否定はしませんが、決めたことを一度も行う前では、決定の過程自体に不完全だと捉えられても仕方がありません。また、「市長から言われたから」では議会の主体性が問われると思います。 今後、第2第3の特例依頼がないことを願う次第です。
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