10月8日9日と山形県酒田市に市議会環境経済常任委員会で視察に行って来ました。内容は「ガス化溶融炉」という新しい焼却施設についてです。 本市は南北2つの焼却施設がありますが、南部施設が耐用年数や環境配慮の点から何年か後に立替か大規模改修が必要に迫られています。 既に行政は数年前より検討を行っており、現段階では前記「ガス化溶融炉」の導入による立替が最有力となっている関係からの視察であります。 この新方式は、酒田市(広域行政による一部事務組合)が本年4月より我が国において初の実用化をしています。 相模原市の担当から過去に説明を受けていたので、多少の知識等は持っていましたが、先方の担当者の自信に満ちた話を聞き、改めて利点を感じた次第です。一方、反対者が言うところのデメリットについては、一部解消しましたが、稼動半年での判断は些か難しい面もあります。ただし、担当者は国内第1号機としての誇りと今後改善された場合の供与を受けれる利点の大きさを持っているようでした。 本市の予定では酒田の約3倍の容量施設で費用も約3倍の300億と言われていますので、財政難における支出の関係が安全性と同時に大事なことです。この点が本当に難しいところです。 しかし、施設自体は資源の循環を進めると同時に必要不可欠なものなので、更なる行財政改革はこの点からも避けては通れないことであると再認識をしました。。。
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