2002年08月18日(日) |
平成13年度相模原市歳入歳出決算 |
16日(金)に23日から始まる9月議会の議案が配布されました。 基本的な内容説明は同日に総務課と財務課からしてもらいました。 計23議案が市長他各執行機関から上程されますが、何と言ってもこの9月議会のメインは昨年度の決算です。 今日は約半日程かけて総額176,381,306千円の一般会計部分の数字とニラメッコをしていました。 財政上の数字はどれも厳しいものとなっています。 大事な点は沢山ありますが、特に13年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は約16億円の赤字で対前年度伸率△237%、そして積立金の取り崩し額などを差し引いた実質単年度収支は約41億円の赤字で対前年度伸率△106%になっている点。あるいは全体から国庫支出金や市債などの依存財源を除いた自主財源の比率が過去10年で初めて70%を割った点などです。 歳出では、建物などの維持管理が含まれる物件費が対前年度約30億円の13%増と児童福祉や生活保護などが含まれる扶助費が同約21億円の12%増となっています。 これらを私見として簡単に述べると、景気の低迷や大型公共施設の増加に伴い歳出が増加し、市独自財政が圧迫の状態を増していることを表していると思います。 事業の精査や民間活力との協力など更なる行政改革の必要が財政上からも言えます。また、財政調整基金などの積立金(←内容は改めて記載します)が底を突いている状況なども含めて、市の財政はもはや一刻の猶予もない状態と考えます。 決算の状況をしっかりと検証・審議し、来年度の予算へ反映させるべく提案してまいります。 尚、9月議会の日程は議会予定に記載しています。
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