99745..チェリー
たけしの本当は怖い家庭の医学
2007年05月07日(月)
突然ですが…。

朝日放送系列
明日!5月8日午後8時〜

『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』
にて、MS(多発性硬化症)が、取り上げられる予定みたいです。

と、わざわざここにお知らせしなくても、すでに、同病の患者さん方の中では、有名な話題かも?

MSは、症状の出方や、病状の個人差が大きな病気だから、どのように放送されるか、個人的には、ちょっと不安かなぁ…。
全部の病状を、取り上げるのは、無理があるだろうから、「病気の一部分」を取り上げられるだろうわけで。

まぁ、それを前提に、わかって観てくれる人は、患者本人か、もしくは、よほど理解がある家族か友人のみだろう…。
健康な人って、テレビが、「それが全て!」だと、感じて観るだろうからなぁ。
(以前の訪問看護師さんでさえ、同病の歩けてる患者さんと比較して、努力が足りないからとか、リハビリ入院しなさいとか、医師とチームワークができないくらい、理解力なかったからなぁ…。今お世話になってる訪問看護師さんは、そんなことないけど。)

テレビは、まぁ、ぶっちゃけ、みんな観てね〜って、興味心をそそる作り方だろうから。
(観てくれないと、視聴率上げないと、テレビの存在意義はないわけで。)

ついこの例えになってしまうのだけど、あるある事件は、根拠がなかっただけのことで、全ての番組においても、演出なくしては、制作・放送はできないと思えるのですが。
(まぁ、でも、これは私の捉え方ですがねぇ…。)

先日の訪問診療の時に、在宅医の先生に観てもらおうと、話したら…。
「テレビって、国民に、病気を不安がらせる、放送のイメージしかない…。」と、良い印象を持っておられないようでした…。

テレビ観て、ちょっと頭痛くなったら、「私も脳腫瘍かも〜。」と、診察に来る人が増えたり、検査して異常なしでも、その不安感を拭い去るのに、時間を取ってしまい、本当に、重症な患者さんに掛ける時間がなくなってしまう…んだとか。。。

そういう神経質タイプ?な患者さんは、何かあったらすぐ病院に来るし、ほんとに今すぐにでも、医療を必要とする患者さんなのに、自分の体に鈍感な人は、テレビ観たくらいで受診しなかったりで…。
そういうのは、テレビを観たからとか、あまり、意味がないらしい…。
(だけど、テレビが役に立つ場合もあるんだろうと、思います。)

あと、臨床の現場では、ガンや難病は、そうそう出なくって、ほとんどが、脳腫瘍じゃなくて、偏頭痛とかだって。

というか、それに引っ掛かった私って…。
難病ばっか、複数抱えてるし…。

珍しい病気が、テレビで取り上げられるのは、病名を広めるという効果があったり、また一部分しか取り上げられない、または限られた一部の偏った情報のみで、正しい広範囲な情報は伝え切れないなど、利点と欠点は、それぞれあると思いますが。

私は、すでに障害は進んでしまってるんで、そういうのって、病気のイメージが悪くなるし、取り上げられないだろなぁ、と思ったりもするし…。
ちょっとこの日記で、紹介しようか?迷ったけれど。

とりあえず…私が歩けなくなって、立てなくなって、手も障害持って、右目も見えなくなって、車椅子生活になったきっかけの病気です。
興味がある方は、ご覧になって下さいませ。

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