99745..チェリー
節分とテレビ
2007年02月03日(土)
節分ですね。
巻寿司をカブリついて、イワシを食べました。
豆…年の数だけ食べれないや(笑)。
庭に豆撒きすると…散歩中の、ワンコとニャンコがお腹を壊してしまいます…。。。

夜には、難病を患う、子供達の番組を観てました。
白血病の男の子…見てられなかった…。闘病する姿が、苦しくって、あんな小さな体で闘ってるんだ…と思ったら、胸が締め付けられた…。
涙さえ出ない。泣いたら、泣かずに頑張ってる、あの男の子に失礼だって思ったから。

去年の番組を観た時、その男の子が出ていて、骨髄移植が中止となり、その後、どうなったのか…心配していたのだけど、いつの間にか、月日が経てば忘れていて…。
今回、番組を観て、もしかして、もしかして…最悪な結果は…まさかね…そんなことはない…と思ったのだけど…。

食べられないって、辛いよね…。
大人の私でも、辛くて我慢できないのに…子供なのに、食欲を我慢しないといけないのは、過酷だよ…。。。

お母さんは、どんな思いで、毎日、カメラを回しておられたのだろう…。
たぶん、今は、テレビに映る我が子を、とても辛くて…、観れないかもしれない…。
お母さまのお気持ちを思うと、より辛くなった…。

うちの母親は、私が小児病棟にいた時、病院での私の点滴やパジャマ姿を、カメラも写さなかったし、千羽鶴も病室に飾るのを嫌がり、持って帰った。
縁起が悪いと、全てを排除した。
たぶん、あのお母さんとは、全く真逆な行動だったけど、我が子の病気と闘っている思いは、一緒だったと思う。
治るという思いは、同じ程、強かったと感じた。

みんな、当たり前のように、今を生きてるけど…人は皆、いずれ死ぬのだ。
みんな命に限りがあるのは、同じ。

だけど、幼い時から、病気と付き合って、生活に制限があったり、命と向き合ったりしないといけないのは、やっぱり、不平等だと思うよ…。
神様は、意地悪だね…と。。。

私も、小児病棟で暮らしていた1人だけど、子供は成長して、生きている。
外にいても、中(病院)にいても、みんな、1日1日、大きくなって、生きてるんだ。

小児病棟で過ごす子供達は、体や心の痛みを知った分、人の優しさを知る。
心の成長は、大きいって思うんだけどなぁ。

余談ですが…あの番組を観た人は、どう思ったのかな?
ふと、そう思って、ブログ検索してみた…。
「泣きました…。」
「号泣…。」
という、文字がズラリと並んでた…。

私は、あのナレーションは、涙を誘ってるよな…と感じてしまったので、泣かなかったのだ。。。
やはり、ドキュメントは、テレビな限り、演出を求めれるものと、感じるから…。

今も、病気と向き合いながら、生きてる子供達や家族はいらっしゃるし、それは、見えなかったり、見なかったり、知らないだけのことで。
テレビの世界が、現実で、それが当たり前に、かわいそうでもなく、同情を欲しいわけでもなく、普通に暮らしたいと願って、同じように、今日の命を、生きてるのです。
ただ、それぞれの人生、当事者が頑張るしかない。というような、今の社会のシステムは、どうかな…と思います。
小児医療や福祉も、どんどん制度は厳しくなっているし、そういう面も、知って欲しいです。

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