∈ETVワイド〜障害者自立支援法を観て。∋ |
2006年12月02日(土) |
土曜に、NHK教育のETVワイドで、障害者自立支援法など関連で、番組を観ました。
障害者自立支援法の、原則1割負担について、街でのアンケート結果では、7割の方が、賛成。 「サービスを受ける側も、1割支払うのは当然。」 「介護保険も1割負担なんだから、仕方ないんじゃない?」 「財政難だから、医療や介護保険なども切り詰められているわけで、障害者自立支援法についても、仕方ないのでは?」 と、言った意見がありました。
番組では、障害者自立支援法の1割負担について、障害者が毎日の生活することに支払いを必要とする、障害が重い程、サービスを多く必要とする程、費用を多く、支払わなければならない。 と、説明していましたが、その通りだと頷きました。
例えば、トイレするのに、介護を必要とするため、費用を支払う。 シャワーに介護に入ってもらえば、またそれにかかる介護を受けるための、費用を支払う。 毎日、普通に生きるのに、介護を必要とするがために、費用が発生します。 外食するには、ヘルパーさんに、連れて行ってもらう費用、食事介助に入ってもらう費用、など、費用が発生します。 もちろん、食費や交通費などは、普通に費用が発生して、プラス、介護を必要とするために、費用を支払わないといけない。 障害がなければ、支払わなくて、生活できる費用です。 それに、障害については、決して、私の自己責任で、負ったわけではない。 本人の責任とは関係なく、障害は誰でも、持つ可能性はあります。
また、ヘルパーさんに同行してもらうと、その間、ヘルパーの食費などについても、私の場合は、こちら払いです。 交通費や映画代、入場料なども、ヘルパーさんの分は、利用者側負担です(交通費や映画代は、介護者割り引きが適用される施設もありますが。)。
お金はシビアな問題で、個人に捉え方の格差もある問題だし、サービスの利用状況も個人で違う。 1割くらい安い…と感じる方も、やはり、普通に生活するのに、介護にかかるお金を支払わなくてはならないのは、おかしい…と感じてる方も、障害者の立場でも考えは、様々だろうし、健常者の方も、立場により、いろいろな考えがあると思います。
私は、障害者自立支援法は、自分の障害が進行していく可能性があり、現に今も進行している段階で、介護の手をもっと必要としていってるので、先行きが不安になるなぁ…と感じてます。。。 私は区分6ですが、サービス提供時間は、全く増えなくて、家族がいるからと、ヘルパーさんが入るのは、シャワーと通院くらいで、今は、ほとんどを親に頼って生活してるので、先行きが心配です。。。 ほんとは、食事介助やトイレ介助、洗濯や掃除など家事にも、ヘルパーさんに入ってもらいたい…。
番組の中で、取り上げられていた、健常者と障害者が、「共に生きること」について。 障害を持った立場でも、いろいろな状況があって、障害が原因ですごくいじめられた経過や、そんな中、支えてくれた友達とか先生や親がいる人と、どん底を味わった人と、いろいろあると思うんです。
番組で、障害を持った立場で出演されてた、若い男の方で、「僕が『歩くのしんどい〜。』と言うと、友達は、『何言うてるねん。歩けよ〜。』と言ってくる。障害を意識せずに、普通に付き合ってくれてる。」と発言されてたけれど、立場が変われば、障害を理解してくれてないことにも、つながる。 トコトンしんどくってほんまに歩けない時に、友達からこう言われたら、凹むと思うし…。 障害を持った人も、弱音を吐ける仲間を持てる人と、トコトン1人で頑張ってしまう人もいる。
私は、子供時代から内臓疾患を患ってきて、辛いこととか周りに言えなくて、ずっと1人で頑張ってきた。 言ったら嫌われるかなぁ…とか思ってたし。。。 車椅子になってからは、そういう面も、見せなきゃいけないというか、周りにも自然と見えるようになり、周りに弱音を吐いたり、手伝ってと言えるようになったけれど、車椅子になってもできることは、たくさんあるし、これが私の生き方!と言えるようになったり、大切な友達はずっと側にいてくれたりで、車椅子でも明るく楽しんで生きるぞぉ〜みたいな、自分の自信にもなっていったのだけど。
寝たきりになった時に、友達から「大丈夫やから」「頑張りな」「前向きやで」とか、言われるのが、鬱陶しくなった時、私終わったな…と、悲しくなったね、自分自身に…。 気付いたら、周りに人がいなくなってて、自分のせいとわかってるから、更に自分を責めて、だけど、障害のせいや!何で私だけ!とか、思って、辛かったね…。
どんどん外に出たい、障害持った人もいると思うけど、出れない人もいると思う。 インドアな人もいるけど、物理的に出れない人もいるかもだし、内面が籠ってる人もいると思う。 障害のせいにしなきゃ、今を生きてけない、人もいると思う。
外に出る、周りに理解者を多く持てるのは、自分がそう思える環境に恵まれてるからであって、今の私がそう。
私は、障害を悔しいとか、妬んだり、恨んだりしていいって、言ってくれた人がいて、ようやく、楽になれたんだ…。
共に生きるには、健常者も障害者も、共に理解しようと、歩み寄ることが大切だと思うけど、傷付いて、歩めない人だって、世の中、いるんだ…。 それは、障害持った側とかじゃなくて、いじめとかもそうだと思う。
やっぱり、精神論? 本人に、乗り越える力がないから? 精神が弱いから? でも、それを相手に言うのは、違うよね…。
私は、今自分にトコトン自信がないから、凹んでる…。 障害はどんどん進行するし、乗り越えられない! こんな私ダメかな…?
って、自分の悩み書いてどうする!
明るい前向きなだけでは、生きられない。 それが私の人生なわけで、トコトン落ちては、悩んで生きてるよ。 今も…。
そんな自分に自信がないけど…。 胸張れないけど…。
まとまりない文章に、なったなぁ〜。 長くてすみません…。。。
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