| ∈ごんきつねの悲しみ。∋ |
| 2006年08月09日(水) |
ごんきつねのアニメをテレビで観て、ショッキングな私です…。 確か、4年生の教科書に載ってたはず。読んだことあるような? だけど、4〜6年は、入院生活の繰り返しだった私。
・村に、一人ぼっちで、イタズラばかりしている、ごんきつねがいました。 ・病気のおばあさんに、元気になってもらいたいと、取ったうなぎを盗んだ、ごん。 ・おばあさんの葬式の様子を見て、あのうなぎは、おばあさんのためだったんだ…と、知ったごん。 ・ごんは、おばあさんが亡くなり、自分と同じ、一人ぼっちになったおじいさんのために、毎日、どんぐりやら取って、家に届けた。 ・「ばあさんが亡くなってから、誰か知らないが、どんぐりやら届けてくれる人がいる。誰かの〜?」と、村の人に話すおじいさん。 ・ある日、いつもと同じく、おじいさん家にどんぐりを届けたごんは、おじいさんに「この、盗人め〜!」と、撃たれて死んでしまう。 ・その向こうに、どんぐりの山をみつけたおじいさんは、毎日届けてくれてたのは、ごんだったと、気付く。
さて、悪いのは、いったい誰か? うなぎを盗んだごんか? ごんを殺してしまったおじいさんか?
この物語が伝えたかったのは、「わかり合えない悲しさ」なのかな?と思う。 罪を償いたいと、おじいさんに、毎日どんぐりを運んだ、ごん。 ごんが死んでしまってから、おじいさんはごんの気持ちに初めて気付き、やっと、お互いに気持ちが通じ合った、その悲しさ。 なぜ、どうして、こうしてまで、わかり合うって簡単にはいかないのだろう?と、切なくなってしまう…。 人と人が、わかり合うのは、何と、難しいことだろう。
話は変わりますが、先日、ニュースを観ていると、「戦争を知らない子供達が増えている。」と言っていた。 「物語みたいで、実感がない」と…。 小学生の時、戦争時代を生き抜いた、結核を患い、防空壕で隠れて生きた少女の映画を観て、ショックで夜眠れなくなった。 中学の修学旅行で、長崎に行った時、同級生と歌った「黒い雨」という歌、今も覚えてる、人間が真っ黒になり、壁に焼き付けられたという歌詞。 今、朝の連続ドラマ「純情きらり」では、戦争時代背景に生きる主人公や、周りの生きる人々を描いています。 私は、戦争時代を知らないし、こうして、歌や映画や、テレビでしか知らない。
時代は進んでも、わかり合うことは、簡単には行かなくとも、ごんきつねのような、悲しみを重ねないで欲しいと思う。
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