99745..チェリー
泌尿器科往診
2005年04月01日(金)
今日は、泌尿器の往診でした。
エコーで残尿をチェックして、最近は熱も出てないし、来月までこの調子で行けますように!とのことでした。

あと、カテーテルにキシロカインを塗り、導尿しているのですが、前に訪問看護師さんから、「キシロカインは局所麻酔薬だから、毎回使うと感覚(尿を出したり貯めたり)が麻痺する可能性がある。一応薬だから、副作用はないとは言えないし、挿入の時に、痛みや引っ掛かって入りにくいなどなければ、使わないで行こう。」とアドバイスもらいました。
私の場合は、手の動きの問題で、自分ではできないので、看護師さんや家族、人にしてもらうのだけど、援助者によって、カテーテルを奥まで入れたり、膀胱壁に当てまくったりで痛かったりする…。入りが浅過ぎたり、じっくり待てず早く抜かれたら、残尿が抜け切れなく熱が出るしで。
その方によって、こちらのやってもらう感覚が違うわけです。
で、看護師さんは、女性の場合、尿道が短いからすんなり入るし、なるべく将来は導尿が必要ないように、考えて行きたいよね。そのためにも、不必要な薬はなるべくは使わないように行こうよ。と、提案がありました。
もちろん、私の同意を聞き、その時は、「感覚が麻痺する可能性がある」ことに恐怖を感じ、せっかく良くなりたいのに、それなら薬は使わない。痛みは自分から伝えていこう、と思いました。

で、今日先生に、キシロカインが感覚を麻痺する可能性があるのか?ということを、尋ねました。
答えは、「ない」そうです。神経質になり過ぎ、とまで断言されました。
24時間カテーテルから注入するなど、常用使用していると、効果が薄くなるなどは起こる可能性もあるかもしれないが、間欠導尿の時に使用するくらいなら、あり得ないとのことでした。

看護師さんサイドでは、患者さんのより良い生活を送るための援助というか、訪問では尚更、実生活を基盤とした目で看護方針を立てます。
医師とはまた違った視点というか、医学では治らない、または治る可能性が低い状態でも、そこからより良い毎日を送れるように患者さんと共に考えるのが、看護だと感じています。看護支援には、希望をみつめて行く作業というか。
私はやっぱり、キシロカインは当面は使わないでいこうかな。

ちなみに、これは、私の考えで、全ての患者さんに当てはまるものではありません。
キシロカインがダメとか使うなとか言ってるわけでもありません。その辺、ご了解下さい。

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