99745..チェリー
今の今の幸せ
2003年09月13日(土)
今日は気分が良かった。痛みが楽だった。
夜はグッスリ眠れたからかなぁ?息も苦しくない。
吐き気があって、食欲は低下してるけれど・・・。
ダイエットになって、かつ体力は低下しなければいいのに。


昨日の往診は、来週の呼吸の精密検査は、やった方がいいよ、と。
今は調子が悪いから、消極的な気持ちもあって。
だけど、「しんどい時だから、きちんとして、原因がわかって治療ができれば、今のしんどいのが楽になるかもしれない。結果に出なければ、安心できる材料となる。」というようなこと言われた。

今のしんどいのは再発ではなかった。
前からの病態の引きずりというか、大きな波の低下時らしい。
それも、受け止める・・・ことが、必要。
受け止めることも、受け入れることも、できないまま・・・。


往診後の夕方に、訪問看護師さんから電話がかかってきて。
というか、心配でかけてきて下さって。
わたしは出なく、母が出た。
というか、わたしは出たくない気分だった。ごめんなさい。
(たぶんグチってしまうだけで、よけいに心配かけたくなかったのよ・・・。)


「来週のチェリーちゃんが検査入院してる間に、夏休み取るねぇ。」
「それから、先生は初心と気持ちは今も同じだよ。絶対に、見捨てないよ。」と、言ってたよと。


この頃、病状は一日一日、変化についていけない、くらい。
だから、時々、どーなるの!!!と、不安に駆られる。

周りには、いつも、家族しかいない。
看護師さんは、その時間しかいられないし。
家族も、わたしがしんどくなると、わたし以上に、パニックになる。

誰か、しっかりしてー。と、求めてしまう。
受け止めて欲しい。助言が欲しい。安心させて欲しい。

・・・欲しいことばっかりで、満たされない。安心が。


在宅医療。
入院療養。
その、どちらか。

わたしは、在宅を選んだ。
でも、迷ってもいる。
迷いというのは、いつまで、この生活が続くかな・・・とは、いつも思っている。
介護的にも、もちろん病状のこと・・・も。

だから、「今日が大切。」なことも。


在宅医療も、身近になり始めたけれど、まだ理解されない部分もある。

「入院しなくてもいいんだから、すぐ良くなるよ。」とか。
「そんなあきらめないで、もっといい病院探しなさいよ。」とか。

手術や検査、救急医療を除き、病院で入院している患者のそのほとんどは、在宅医療でサポートできるとも言われている。
もちろん、慢性疾患や難病など、完全治癒が難しく、長く付き合う病気は、尚のことだと言われる。
人が地域の社会で、それは病気や障害のあるなしに関わらず、暮すことは自然なこと。

ある日そう、訪問看護師さんは、おっしゃられていた。


もちろん、在宅と入院との、長所と欠点はある。

そのことを、本人と家族が把握することが、必要だ。
しかし、必要以上に不安にならずに、周りのサポートして下さる方を信頼し、自分の病状をきちんとみつめる。
自分の体。自分の生き方。自分の人生。なのだから。

入院については、病院側の医療制度の問題がある。限界もある。
現実は、医療制度に追いやられ、在宅しか選択できなかった・・・ということも多い。
綺麗事の裏には、様々な現実が渦巻いてもいる。

そしてわたしは、まずは在宅を選んだのだから、家で、できるだけ安定し暮せるように・・・自分自身が病気に、精神的に振り回されては、元も子もない。

でも、それが言葉にする程は、安易ではない・・・。

迷う。とまどう。立ち止まる。あきらめる。考え直す。
・・・その繰り返し。

わたしは、全く、前進も成長もしていない。
でも、それを、そんな今を自分で否定しないこと。
それが、今、わたしが必要なことなのかな?


今、側にいてくれる人々に、感謝しています。
人に感謝すること。
あらゆるものに、素直に感謝すること。
わたしは、決して、一人では生きていけない。
それを、マイナスではなく、プラスに思ってみると。

あきらめることも、そこからまた歩き出すことも。
あきらめないことも、時には、立ち止まることも。

一人じゃないから、できるんだと思う。
今日の今日が、あるんだなぁ、、、と、思う。

それだけで、もう幸せなことなんだろな。



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「黄泉がえり」と「青の炎」レンタルしました。
二泊三日。
明日観ようっと。

明日も、調子が良ければいいなぁ。

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