99745..チェリー
しばらくのさよなら
2003年03月02日(日)
気づけば、カレンダーはもう3月!!
退院してから、今週末で1ヵ月になります。
ほんと、月日の経つのは、早いものだなぁ。
なーんにもしなければ、中身空っぽな1日が、また過ぎ去ってる。
「このままでは、いけないっ!!」と、気合い入れようっと!!!

退院してから、人との関係に、うまくココロがついていけないというか。
そんな、ある意味、「孤独な自分」に、気づかされてます。

家に訪問看護師さんや、ヘルパーさん。
1日にどなたかの訪問があります。
訪問して下さる方とおしゃべりしたり。
部屋では、テレビも音楽も、ネットも読書も。
体調がいい時なら、暇潰せるものは、いくらでも自由。

ほんと、アッ、という間に、1日が過ぎ去ってしまう。
そして、そんな充実したはずの1日が終わる頃には、なぜかココロは空虚なあたしがいる。

ただ、毎日の日常生活を、無事過ごすことを重ねているだけのような気がする。
それさえも、家族やいろんな人の援助の中、自分だけがまだこの毎日にまごついていて、自分の病気の障害の変化に、未だついていけてさえない。

今の毎日は、友達より、看護や介護していただく方々との接する時間の方が長く、そんな変化にも、まごつかされる。
1人でいる時間も、減った。もちろん、1人でいる時間も十分あるのだけど(ワンコはいるよ♪)。
介護で家族や誰かと接点を持つ時間が、あたしの「自分になる時間」を、閉塞させる。
自分の意思とは関係なく、気分を盛り上げたり、作り笑いしたり。
たまには、笑いたくない日も、あったりするしね。
友達感覚でおしゃべりしてしまうけど、やっぱり、介護する側との関係。
友達じゃあ、ない。家族でも、ない。知り合いでも、ない。
あたしは、一患者でしかない。
そういうので、距離引くと、人との距離狭めてるようで・・・。
もっと、大きく自由に、人間関係も物事も感じ取りたいと、思うのだケド。

サイトを作って少し時間が経った頃、親しい友達や、大切な人にアドレスのメールを送った。
あの時は、日頃連絡がなかなかできない友達とも、ここを通じて、コンタクト取れればいいな、と思ってたのだけど。
やはり、サイトは、一方通行。
あたしは、見られる側でしか、ない。
この頃、検索で、たまたま、あたしをみつけたよと来てくれる親しき仲間に、少しまごついてるあたしが、いる。

ここのあたしは、全てのあたしじゃあ、ない。
でも、一部の、あたしでも、ある。
検索を通して、ここに辿り着いて下さった、今のあたしの毎日の近くにいて下さる、医療関係の方々。
ここを読むことで、ご心配おかけしてしまってるのではないかと、とっても心配してます。

毎日のあたしが言えないことも、ここには書いてあることもある。たくさん。
その想いが、通じたらいいなぁ。
そう感じたことも、あった。
あえて、書いたことも、あった。
でも、大切な人には、きちんと自分の口から、伝えなきゃ。

もっと、いろんな方のサイトを訪問したい。
いろんな方の、考えや思いと、触れたい。

もう一度、サイトを作る前の、原点のあたしに戻りたい。
何が、大切なのか?
何を、伝えたいのか?

もう過去じゃなく、今をみつめて。

もう一つの日記と、向き合う時間を下さい。


桜の咲く季節に向かって。
きっと、元気になって戻ってきます。

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