99745..チェリー
それぞれの立場
2003年02月12日(水)
それぞれの立場というのを、感じさせられる、今日。

病院にいた時も、それぞれの立場というものを感じていた。
感じていた・・・というか、時として、感じさせられてもいた。

たとえば、看護師さんの多忙勤務の中。
ケアーなど、「やってあげたい。」という気持ちがあっても、日々の処置に追われ、なかなかそこまでは・・・といった現状があったり。

また、病院の長期入院の問題。
一般病院は、急性期で集中治療を必要とする患者に、効果的に治療の場が与えられるように、慢性期に入った患者は、在宅の医療へと移行する方針へとなっている最近。

たしかに、それは、賛成だ。
高度治療における効率的にも、また病院は過ごすというには、規制や規則のある中、あまりにも適さない場所だから。

・・・けれど、今現在の在宅医療は、とても「充実」してるとは言い難い。
結局は、患者本人と、家族の、自己犠牲の上に成り立っているものだと思う。

そんな中サポートをされる方々は、それぞれの立場の中で、「理想」と「現実」の狭間で、揺れている。


あたしだって、それぞれの立場を理解したいし、しようとしてきた。
今もしている。
在宅に戻り、困ることも悩みも出てくる。
けれど、その全てを、周りの力をお借りし、解消したいと思うには、それはわがままなんだよなぁと思う。
わがままというか、非現実的というか。

みなさん、それぞれの立場で、規制の中で、日々動いているのだ。
わかりたい。

「あたし、あたし、あたし。」
になっては、自分も周りも、狭まるだけのことだから。


だけど、サポートされる側から、その事情を言われると、「ちょっと違うのではない?」と思ってしまう。

言葉は悪いけど、「それが仕事でしょ?」と思ってしまう。


患者や障害を持っている人が、中心であって欲しい。
仕事なら、その時間が終われば、自分の時間に戻れる。
あたし達は、この毎日そのものが、人生だということ。


でも、やっぱり、理想と現実は、違うんだよなー。

情熱的に熱心に、お仕事される方ほど、この「それぞれの立場」に苦しまれておられるのではないでしょうか。。。


今日は、シャワー浴の日。
ヘルパーさんお2人の介助で。
サッサカサーと、スッキリ☆
髪も二つ結びしてもらっちゃった♪
その後、訪問看護。
シャワー後のバイタルチェックと、爪きり。


なーんか、入院中より、ケアーが充実してて。
「看護」と「介護」の違い、感じさせられております。


はぁー。やっぱ家がいいんだよなぁ。
あらゆる意味で、自由だしvv
でも。。。
自由って言葉使い難しいー。


介護する側の負担も、ようやく考慮される時代になりつつあるけど。
まだまだだよなぁ・・・と思う反面、介護される側も介護者に気を使うのが・・・自然って雰囲気も、伝わったり。
「お母さん、大変ねー。」って聞くたびに。

早く動けるようにならなきゃ。
寝返りできない痛み。。。、毎晩、苦しめられてしまうよー。

ケンカもできないよなぁ。
もし、言い合ったら、介護される側がやっぱ弱みだもんなぁ。
してくんなくなったら・・・おしまい。

まぁー。ふつうに歩けてたとしても、健康な人であったとしても、のびのびとした自由の中で生きるなんて、なかなか難しいしねぇ。


でもなぁ。
「理想」と「現実」は、まだまだ違うっての。
在宅に関わる人々に、伝わって欲しいのだ。

だからって、変わるわけでもなく。
どーなるわけでもなく。

毎日は、同じように流れ行くのですがね。


まっ☆
そんな日々の中で、楽しみも、たーくさんみつけつつある今日なのさっ♪

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