∈明日へ∋ |
2003年02月03日(月) |
なぜ私だけが(こんな病気になったんだろう…)という思いより、これから毎日を乗り越えていく程、あたし自身には生への価値があるのだろうか?
しんどければ辛ければ、涙を流し、がんばれる。 それを乗り越える程の、価値は、ありますか?
おかしいですか?こんな考え?
後悔したくないなんて、おこがましいことは思わない。ただ悔いが残らなければいい。
前もって言い訳で保身するような、そんなあたしでいたくない。
同じように車イス生活となり、今入院生活を送っている方が病棟にいる。 あたしとおんなじ。「車イス」という外見は。 だけど、気持ちも感じてることも、考えてることも、これからの行き先も違う。
あたしはこれから家に帰ります。 もう良くなることないから。 ここにいても何も変わらないから。
だけど、決して誰もがあきらめたわけじゃあない、きっと。 そう、信じたい。
おわりじゃあない。 これから新たに、在宅生活への再出発なのだから…。
でも…リハビリ続けられるあの方がうらやましく感じてしまう気持ちは、どうしようも拭えない。
現実を受け止めなきゃ。それはあきらめとは違う。でも、ある種の痛みでもあるのだ。
大丈夫。 笑えるよ。
あたしなら。 あたしらしく。
そして、ここから再び歩き出そう。
あたしよ。がんばれ!!
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