∈芋堀りへと〜♪∋ |
2002年10月27日(日) |
ほんと寒い。冬が来るんだなぁ。
朝から、父の会社の友達の、田んぼについて行った。 「おいで〜。」と言われて。 田んぼなんて・・・車イスで行けるの?と不安気だったが。 まぁ、行けないなら、車内で待ってればいいやぁと思って。
作業は、芋堀り。 その調達、いわゆるおすそわけしてもらいに。 やはり、田んぼには入っていけなく。待ってようかとしてたら。 おじさんと父で、車イスごとあたしをかついで。田の下まで、降ろして下さった。 「もっと、側まで見においで〜。」と言って下さって。 うちの犬と、二人で、ジーッて眺めてた。 芋の掘れる様子は、何か、気持ちいい。 芋が「生きてる〜」って。生が伝わってきて。
途中から、寒くて寒くて。 犬を抱っこして、温もりおすそわけしてもらいながら(笑) で、20本くらい、芋もらってきちゃった☆他にも、だいこんやら。 隣の田んぼの方の、小松菜までいただいて。 今晩のごちそうとなることでしょう♪ ほんと、楽しい貴重な時間を、ありがとうございました。
お野菜って、スーパーであるもんじゃないんだよね。 土のついた野菜は、温かかった。
昨日、母に、「あんたは、愚痴しか言ってない。」と言われた。 ここ数日の、あたしの気持ち。思ってたこと。 確かに、愚痴ばかり・・・だ。 「もう過去を、どうこう言ったって、仕方ないでしょ。」 母から言われた、意外な一言。 いつも、あたしから、母にかけていた言葉だったのに(笑)
何か、話したら、スーっとした。 ある方に、今、心から素直になれる人に。 ほんとのココロも明かしてしまった。
ここから、逃げたくなること。 もう、疲れてしまったこと。 精神科に通いたいこと。 でも、それって、逃げにしかならないのかなー。
前に、MSと診断つく前に、精神科に紹介されて。 詐病の疑いと言われてたこともあって。 いろいろ問い詰められて。精神的疾患みつけるのに、必死にされてるって雰囲気で。 精神科ってのに、いい印象持ってない。 過去のトラウマまた引き出しちゃいそうだし。
中学時代にも、思春期科ってのにも、通ってた時期があった。 それも、慢性すい炎と診断がつく前に。 登校拒否・・・と言われ続けて。 病院への不信感は、幼なココロから、続いてるんだよね・・・。 でも、あの時のカウンセラーの先生は。 ココロの問題みつけるとかじゃなく。 「体のしんどいこととか、辛いことは何でもここでは話していいんだよ。」と。
ほんと、体もしんどくて、そのこと誰にもわかってもらえなくて。限界まできてたから・・・。 ココロから、ホーっとしたなぁ。
ココロの弱み見せるのって、負けですか? 前向きなまま、強く生きなきゃですか?
そんなこと、ないと思うよ。 言いたいよ。 もっと、人に頼ってもいいんだよ。 甘えてもいいんだよ。 人は、みな強くないんだから。
ある人に言われました。
「障害者は、人に頼ることに慣れ過ぎてる。」
「だから、して欲しいとお願いしてくるまで、こっちから何も助けたくない。」と。
確かに、あたしも、こうして愚痴ったり。人に悩み話したり。 一人で解決できなかったり。
「障害」という部分において、精神的にも、周りの人の支えになってもらってます。 たぶん、たった一人ぼっちなら、ここまでこれなかっただろうな。
だけど、それと同じくらい、「自分で何とかしなきゃ。」という思いも持っていて。 時として、助けてもらうべき時に、素直になれなくて、自分を追い込んでたり。 「できない」自分を責め続けたり。
「何かお手伝いすること、ありませんか?」 その一言で、伝えるきっかけとなる人は、あたしの経験以外にも、たくさんおられると思います。
自分のことは、自分で伝える。 それは、大人社会の、基本です。 それを、こんな風に求めることは、甘えてるのかもしれません。
でも、自立性や自主性だけでは、ほんとに生きれますか? 人は、一人では生きられない。
「泣きたい時に、泣ける社会に」。 「やさしい社会」になればいいなって思う。
この憂鬱感は・・・。 この季節に、よるものなのかなぁ。
病気の確定診断ついたのが、ちょうど去年のこの頃。 発病したのも、ちょうど、この時期。 車イス生活になったのも、この秋。 ちなみに、クローン病で、一番苦しかった時期も。
入院は、トータル1年、経験してるけどね・・・笑 それを、何クール? 自慢にも、ならない話(汗)
病気に負けず、がんばってる少女(という年でもないが・汗)になれない。 車イスだけど、明るくも、ない。 だけど、暗くもないよ。 いいことばかり、ここで書けない。 それは、あたしについて、偽りだから・・・。
もし、それをお望みで、ご気分害していらっしゃる方がおられれば、申し訳ない限りです。
でも、ここでは、正直なあたしでいたいし。
あたしは、悩むこと、落ち込むことを、マイナスとも不幸とも捉えていない。
人は、考えるために、生まれてきた。
生きる意味を考える機会を与えてくれた、この病気に、感謝しています。
追伸
「自分のことは、自分で伝える。」 自立性・自主性を持って、大人になろうと、踏ん張ってるこの頃。
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