99745..チェリー
今のこと、これからのこと。
2002年07月10日(水)
午後から、眼科と神経内科の受診。
その前に、お昼ごはんの後、ちょっぴり昼寝してしまって、気づいたら、もう出かける時間。
頭は寝ボケてるし、体はふらふらと動かないし、ついウトウトしてしまったこと、後悔するばかり。。
でも、これで、通院へ向けての、体力温存できた。今日は、診察待ってる時間も、案外元気だったし。

帰りに家族と、「回転すし」に寄る。
久しぶりの家族揃っての外食。
そして、一週間ぶりに、胃の痛みも感じず、満腹♪

明日から、またプレドニンが減量。
あと二週間くらいで、一旦はおさらばできるかも。
もっとも・・・これって、副作用があっちこっち出てきたから・・・って理由で、うれしくも何ともない。
あいかわらず、視力は上がらないまんま。
目の痒みと痛みは、ましになったけど。
これで、ひとまず、治療も終わり。終わった・・・ってコトは、「良くなる可能性はもうナイ」ってことなのか・・・?
治療法があるなら、しんどい思いだって、何だってする。
目の前に手段も方法もなくって、中途半端なこの状況に、眼科の診察終わってから、泣きそうだった。
悔しいのとは、あきらかに違う。
持っていきようのない、この気持ちに。

その後の神経内科では、心の中、ボロボロ。意地っ張りなあたしは、いつも通り、表面では笑顔気取ってたケド。
今、どうしてもあたしのやりたいこと、相談って形で思わず吐き出してしまった。
しかも、30分も。
病気のことだけじゃなく、こういった病気を含めた「人生」のことも、真剣に話できるのが、今の主治医の先生との関係。
でも、外来では、次々と患者さんが待ってるし、気を使いながら。
それに・・・待合いと診察室を区切ってるのは、薄っぺらい一枚のカーテンのみ。
プライベートな会話だって、筒抜けだ。

で、結局、医師としては、賛成できないってこと。
今、あたしは、この一つのことだけじゃなく、「これから」ってことに真剣に悩んでいる。
今までは、「自立」に向けて、努力してきた。リハビリ入院もしたし、できないことをなるべく一人の力でできるように。
そして、それは、社会復帰へと続いているはずだった。

今の一人暮らしだって、「一人で生活できるように」。
どんなに、バリアフリーにしたって、何もかも一人でやってくには、限界があるってコトを。
今回の病気の勢いの怖さを感じてから、ひしひしと身に滲みた。

だけど、だったら、あたしは、これからどーやって生きてけばいいの?

目標も何もかも、目の前から、去っていくのが、怖い・・・。
死んだように、ただ生きる自分が、目に見えるから。

ほんとは、そんなこと、ないのかもしれない。
新しい生活には、それなりの楽しいことがあって。
病院でいたあの日々と比べると、断然の差。
こうして家で生活できること自体、幸せ。

神経内科で医師している先生には、これまでに様々な神経難病を患ってる、たくさんの患者さんと出会ってきただろう。
あたしと似た壁と、ぶつかった人いるかな?
だけど、あたしは、その患者の内の一人ではなくて、「あたしは、こんな病気になんて、出会いたくなかった。」という思いだけは、消したくても消しきれないのだ。

今のあたしは、いつの間に、こんなに贅沢になったんだろう。。。

だけど、今日ほど、自分の病気を恨んだこと・・・なかったかも。。。


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