Kozの日記
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2003年10月30日(木) 仕事の合間に

目まぐるしく日常があっという間に過ぎて行く。
この時期になるといつもそうだけど、今年は少しそのパターンも違う。

今はあまり仕事のことに触れたくないので、違う話題に…。

ニュースはテレビのほか、Yahooのニュースをチェックする。
カテゴリー別になっていることが、テレビより分かり易い。
で、エチゼンクラゲの話題。

大量発生したエチゼンクラゲが、養殖魚に影響を与え100万円近い損害を
出したと、ある漁協。

100kg近くあるクラゲが、定置網に引っかかり網が損傷し損害を被った。

2年続けての大量発生は初めてで、不気味。

何だか悲しいニュースの内容だ。
人間の損得勘定、人間中心の考え方…。

今の地球を崩壊に導いているのは、人間とちゃうの!?
環境問題を提唱する今の世の中で、何で損得勘定が先行するんやろ。

異変が起こっていることの原因究明は難しいとしても、
起こりうる現実に何で、対策をとらないんやろ?
過去にクラゲが大量発生したら、それを教訓に網の改善や、
養殖場の改善をして、現実に立ち向かうことをどうしてやらないんだろう?

何の手立てもしないまま、クラゲを悪者にするにはあまりに勝手すぎやしま
せんかね。

この冷夏でのお米の問題でもそう。
いつまでも平穏無事な気候をあてにして、新種の開発を怠っていた
農家のみなさんに責任あるんじゃないの?
93年の冷夏から10年経っているのに、何の教訓も得ていないのに、
今さら何を騒ぎ立ててるんだろう。

カリフォルニアの山火事にしても、たとえ放火であったにせよ
自然を相手に歯が立たない人間の弱小なところを認めるべきやと思う。

そして永久に自然界を相手にしなあかんことをもっと自覚するべきなんちゃう?

先進国と言いながら、権力の争奪で大事なものを見失っているように思う。

最近悲しくなるような話題があまりに多すぎる。

イラクの戦争や北朝鮮問題。日本の変な犯罪。

利己主義の蔓延した世の中で、共存共栄はありえないと、
最近切に感じるようになった。

人間と人間。人間と自然。人間と生物。

全て弱小な人間に支配されて、悪循環を生み出す。

許すこと。助け合うこと。認めること。笑うこと。
創造すること。感動を与えること。

人間に託された感情は、もっと有効に活かせるはず。


ニュースを見る度に、悲しくなる、仕事の合間の独り言。




Koz |MAIL

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