生きる。を消費する
2022年10月25日(火) |
デイドリームビリーバー |
23歳も年が離れているが、普段はあまり気にすることが無い。 それは一緒にいて一番面白いなと思うところでもある。 先日彼がアコギで「デイドリームビリーバー」を練習しだした。
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私にとってタイマーズのこの曲は時代の歌であり、思い出のある歌である。 当時高校生の私にとって忌野清志郎は大人のロックアーティストであって そのレジェンドが突然大麻の歌を学生運動の格好で歌いだしたのは衝撃だった。
で、この曲であるが。 私はてっきり彼女が死んでしまって、まるで白昼夢をずっと見てるかのように 僕は相変わらず彼女の思い出を胸に生きているんだという歌だと思っていた。 がしかし、今になって調べたら早くに死んでしまった母親の歌だったそうで、
そして今年の離れた彼が、私の目の前でこの歌を歌う。
それは遠い遠い思い出になってしまうのだろうか。 私は彼にとって思い出の人として、写真の中であなたに微笑む日が来るのか。 そんなことを考えていたらとてつもない切なさが押し寄せてきてしまった。 これから先どれくらい彼と一緒に居られるかわからないけれど、多分いつか この歌のように私を思い出してくれる日を夢見て、白昼夢を見てるのは どちらかというと私の方だが、それでもいいからずっと一緒にいたい。
原曲の歌詞の意味もそれはそれで今の自分に合ってるので、覚えてみようかな。 憧れの人と結婚出来て(一緒に居られて)とても幸せなのは私も一緒だ。 それも今の私は普通の人の感覚からとてつもなく逸脱した状況であり それが許されてる(ように仕向けられてる)のは運命であるのだと実感する。
あと数日で誕生日だし、結婚記念日だ。 10年の時が私を強く、我慢強くしてくれた。 ずっと夢見させてくれてありがとう。
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