生きる。を消費する
2022年10月24日(月) |
私は仕事が好きなんだった |
久しぶりにフルタイムで仕事を始めている。 勤務場所が近いし、仕事も特に大変じゃないし、人間関係もよさそう。 こんなに勤労意欲が湧いているのもめずらしいなと我ながら思う。
私はこの10年この気持ちをどう処理していたんだろうか。 今の私は、彼と美味しいものを食べたり旅行をしたくて、お金を稼ごうとしてる。 それは今までもあった気持ちなんじゃないかと思うんだけど、思い出せない。
彼は私の事をどんどん好きになっていて、だけど彼女じゃないし友達とも違う。 これは何なんだろうね、と複雑な表情をしながら私に問いかける。 私は、心の中でそっとつぶやく「あと20歳若かったら、シンプルだったかもね」 年齢が障害になっているわけではない、それは重々承知しているけれど。 私にはあまりにも未来が無い。将来には光ではなく闇が待ち受けているのに 彼の時間を延々と使うのはどうにも気がひけるというか、むしろ申し訳ない気持ちだ。
もっと若くて可愛くてはつらつとした女だったら、シンプルに恋人になれたかな。 そう思いながら、でも愛されてると実感するのはなかなかつらいものがある。 でもしょうがない、過ごしている時間はとてもポジティブで楽しいんだから。 それもそのバイブスは逃避的でも後ろめたさもない、本当に幸せなんだ。困ったもんだ。
この時間はいつまで続くんだろうか。
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