生きる。を消費する
2022年08月19日(金) |
時間がある程度解決してくれるんだ |
あの日の出来事以来、ちょっとづつ普段通りに戻っている感覚がある。 あのままどっぷりのめり込む事が無く、ある程度のカラッとした感じが戻っているのは嬉しいような悲しいような。 ちょっとだけ、火遊び的なエモさをもって過ごした時間がただあっただけ、そうそれだけなのである。
私はあなたと混ざり合うけど、時間が経つと分離するんだね。 だからずっと仲良くできるのかもしれないな。 混濁したままドロッと澱んでるのはちょっと嫌だなと思っていたから。
あの時を思い出すたびに心の奥底がウズウズチクチクする。 あれがあったから、私たちはもっとわかりあえたのかな。 それともあれが無かったら、私たちはもっとシンプルな関係でいられたのかな。 わからないけど、多分正解だったと思う。いや、絶対正解だったはず。
あとどれくらい同じ景色を見ることができるだろう。 手をつないで、崖の上から夕陽を見ている。 あなたの手はいつも見ている顔とは裏腹にとても華奢で、あたたかい。 握り返すことはなく、あくまでも冷静で無感情のそれは、私にとっては逆にありがたいのかもしれない。
ずっと好きでいてくれるかな。 ずっと好きでいられるかな。
このまま楽しい時がずっと続きますように。 そして2人がちゃんと幸せになりますように。
|