携帯が通じないと思ったら、
電話番号拒否されてたみたいです。
ははは。笑えないね。
メールくれたのに。
電話は拒否だって。

元彼女の携帯と、同じ音がした。
この音は、聞いてもわからない。
話し中でもないし、電源が切れてるわけでもない。
何も音がせずにすぐ切れる。

元彼女に、留守電を入れた。
家から電話したから、留守電通じたのだったかな。
そしたら電話してくれた。

それで知った。
通じなかったからなんで？って。
そしたら、嫌々ながら、電話番号拒否のことを教えてくれた。
それでHチャンが拒否しているって知った。
もうダメなんだって、わかった。

でも番号拒否されてるってわかってよかった。
これからもずっと毎日電話し続けていたに違いないもの。
地獄は今日で終わらせよう。

元彼女のN子にも「もうこれで最後。切る」って言われた。
俺のやってることは、ストーカーだと言われた。
泣いて、わめいて、あと１回だけ電話したいと言った。
この間５分くらいねばった。
「考えとく」って言って切られた。

その後、Hチャンに最後のメールをした。
N子のことで、懲りているから、
もう、潔いメールを書こうと思った。
わすれる。さよなら。って書いた。
彼のことは書かなかった。
俺を諦めさせる、優しい嘘かも知れない。
でも電話拒否されてるから、もはやどっちでも同じことだ。

0.00001％くらいあったかもしれない可能性を、自分からゼロにしてしまった。
でも無理だもん。
元に戻るくらいなら、１ヶ月もほっとかれない。
N子みたいに、嫌われるのがオチだもん。
N子には、徹底的に嫌われたもん。
電話番号もメールも拒否されたから、
もう二度と生きて会うことはないもん！

あの子のことはわすれる。
全部。
３年間全部。
あの子は地元にいるから、よけい辛いかも知れないね…
思い出さない。
あんなことがあったとか、
こんなことがあったとか、
今更思い返すことはやめよう。
もう思い出すと、悲しくなる。
もう嫌だ。N子で懲りた。
この１ヶ月で懲りた。
この１ヶ月は、地獄だった。

「ひょっとしたら、何か別の原因があるかもしれない」
「まだやり直せるのかも知れない」
そういう蜘蛛の糸のような希望があった。
希望があったから、それにすがっていた。
ひょっとしたら嫌われていたのかもしれない。
キスだってしてくれた。
「好き？」っていったら「うん」って言ってくれた。
そんな些細な希望にすがっていた。
すがっていたから、何もできなかった。
地獄はもう終わりにしたい。
俺が悲鳴を上げている。
俺は現実から逃げている！
N子とだって、まだやり直せると思っている！
だからこんな目に遭わせていても、
まだすがろうとしている！
今ならまだ、N子みたいにぐちゃぐちゃにならなくて済むかもしれない。

最後のメールを書き終えた。
最後に、
「Hチャン大好き！」
「愛してる」
「さよなら」
って書いた。
これくらいいいよね。
書いたら泣けてきて、声を出して泣いた。

メールを整理しよう。もう見れないように。
デジカメ画像や、ICQや、メッセンジャーの会話は、
CD-Rに焼いて、封印しておこう。
最後にもう一回見るってのもナシだ。
苦しい。苦しいよぉ…
胸がズキズキする。
誰かわかってほしいよぉ…

次はN子の番だ。
今週中に覚悟を決めないとならない。

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