あたしは難しいことを望んでるわけじゃない。 立派そうなものを得たいわけじゃない。
地位とか名誉とか。ましてやお金とか。 そーゆうたいそうなものが欲しいわけじゃない。 他の人はどうかは知らない。渇望してる人もいるかもしれない。 でもあたしにとっては。そんなのどーでもいい。 別にあっても邪魔にはならんけど。そこまで必要としない。
そーゆうのがあれば人は幸せになれるかもしれないけど。 それがあっても。あれがなければ。意味がない。
そんなあたしにとって必要不可欠な「あれ」は。 大好きな人がくれるカタチのないもの。
言葉やったり。気持ちやったり。ぬくもりやったり。 そーゆうあたしに向けて発せられたあったかいもの。 そうるからあたしに届けられた世界でひとつの優しさ。
疲れてるときの「がんばってるやん。」って言葉。 しんどいときにメールや電話で心配してくれる気持ち。 あたしの頭をなでたり頬をつまんだりする手のひらや指のぬくもり。
それだけあっても。生きていけるわけじゃない。 でもそれがなければ。生きてる意味がない。
欲しいものは。そーゆうもの。 たぶん他の人にとっては何の意味も持たんような。 ちっちゃくて。どーでもよくて。忘れ去られそうなもの。 でもそれこそが。かけがえないものなんだ。 あたしを癒して。あたしの力の源となって。あたしを生かしてくれる。
ただそーゆうのが欲しかっただけ。それやのに。
ねぇそうる。今日のあんたは優しくなかった。 あたしがかけてほしい言葉をかけてくれんかった。 さらに邪魔扱いされたのが分かって悲しかった。
忙しかっただけかもしれん。タイミングの問題かもしれん。 でもあたしの話をあんたはあんまり聞こうとしてくれんくて。 あげく。ちょっと吐いた悩みに対して。久々に冷たく言ってくれた。
「知らんやん。」「そんなん言われても。」「好きにしてくれ。」
時々あんたはこーゆう無関心って感じのことを言う。 分かってる。あんたに悪気はない。何も考えずに出た言葉やと思う。 もう慣れたはずやけど。免疫だってずいぶんできてるはずやけど。 でもあたしは毎回サックリ刺されてしっかり傷つく。
だってそんな言葉が欲しかったわけじゃない。 「大変やな。」とか。「がんばってるやん。」とか。 そーゆう同意と支持の言葉が欲しかっただけ。 難しいことじゃないはず。簡単なことなはず。 それやのに。わざわざ正反対のこと言わんでもええやんか。
なんやねん。あたしは言いたいこと言ったらあかんのかい。 愚痴とか弱音とか。そーゆうの吐いたらあかんのかい。 あんたは支えていらんかもしれんけどな。あたしは支えてほしいねん。 てゆーかもう長年一緒におるんやから。いい加減学習してくれ。 そんな無関心なこと言われてあたしがどんなにへこむか考えへんのかい。
あほそうる。なんでそうやねん。あほったれ。 ↑放任主義は苦手やねん。ちゃんと見守っててほしいねん。気づけよそのぐらい。 |