***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2005年06月20日(月)思い出し笑い。

看護師のあたし。3交代勤務のあたし。
最近はヒマな昼間とかに。ビデオを借りてきて見てる。

気分転換に2時間ほど全く違う世界に飛び込むのが好き。
いろんなことを感じて。考えて。気持ちが豊かになる気がする。
そうやって感性を育てていくこと。大事にしたいって思う。

前までは圧倒的に洋画が好きやったんやけど。
この頃は邦画が好き。しかもミニシアター系のもの。
ピュアな青春映画とか見ちゃうと。もうなんか沁みまくる。
あたしもいろんなこと感じながら生きてたなーとか思って。
胸のあたりがきゅうきゅうして。もう1回そんなふうに生きたいなーとか思う。

なんやろうね。まだそんなに老けこんでるわけでもないのに(笑)。


今日見た映画は。女のコ2人が仲良くなる話やった。
別に恋愛関係とかじゃないんやけど。切なくていい感じやった。
そんな中のひとつのシーンが。あたしの中に残った。

よく運動とかでストレッチでやると思うんやけど。
背中合わせになって。腕を組んで。
1人の背中にもう1人を乗せるやつ。
ぐーって筋が伸びる感じがしてめっちゃ気持ちいいあれ。
あれを映画の中で。女のコ2人がやってた。

なんでか分からんのやけど。反射的にそうるを思い出した。


サークルの準備体操のメニューで。時々それが入ってた。
あたしはそうるの背中に乗るのが大好きやった。

初めてそれをしたのは。まだ全然今みたいな関係じゃなくて。
それこそ。なんとなく憧れて。なんとなく好きやった時期で。
そんなふうに密着したことなんてなかったから。
背中全面でそうるのあったかさを感じて。めっちゃドキドキしてた。
ドキドキ具合がハンパじゃなくて。やばいなぁって思ってた。

やばいなぁ。これはほんまのほんまに好きになるかもしれん。
あたしにとって。ほんまのほんまに大事な人になるかもしれん。
どうしよう。ええんかな。よくないよな。やばいよな。

そんなことをグルグル考えてるあたしなんてお構いなしに。
ひょいっとあたしを背中に乗せて。そうるは思いっきり腰を曲げた。
「うあー落ちるーこわいー。」って言うあたしをおもしろがって。
「あほか。落ちるかいな。」って笑いながら揺らしてた。

「重いやろ?」
「いや全然軽い。」
「頭からっぽやからな。」
「ほんまや。それでか(笑)。」

そんなくだらん会話が嬉しかった。嬉しすぎてあたしは笑いまくってた。
大好きで。大好きで。嬉しくて楽しくて。切なくて苦しくて。
どうしたらええか分からんくらいの気持ちでいっぱいになりながら笑ってた。

あの頃からすでにあたしは。全身でそうるのことを思ってた。


ねぇそうる。あたしには思い返すと満たされる過去が多すぎる。
あんたのせいで。あんたのおかげで。それがあまりに多すぎる。
背中に乗せあったストレッチ。ただそれを思い出しただけで。
あの時感じてた思いが胸の中の甦って。息ができんくなる。

思い出し笑いばっかりしてるあたしって変かな。
現在よりも過去に浸って。にやにやしてるあたしってやばいかな。

あたしを背中に乗せた後で。交代するときになって。
あんたは「やめとけー。重いからやめとけー。」って言って逃げたね。
「なんでやねん。そんな非力ちゃうわ。」って言って乗せたけど。
筋肉質なあんたは。正直見た目よりも全然重くてびっくりしたんよ。

ちょっとプルプルした膝も。全身で感じたあんたの重みも。
あたしのカラダはちゃんと記憶してる。忘れてへん。
そしてそれはいまだにこうやって。あたしの胸をくすぐる。

あぁたまらん。2人で歩んできたすべてが。経験したひとつひとつが。
これからもずっとあたしを幸せな気持ちにしていくんや。
思い出すだけでじーんと痺れさせられるものが。
あたしの中には。まだまだいっぱいあるんや。

なんかそう考えると。幸せってほんまそばにあるんやなって思えるよ。そうる。





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