***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2004年02月03日(火)分かってほしいんやん。

最近のそうるは。妙にかわいい。

なんてゆーか。疲れてるせいかもしれんけど。
夜遅く家に帰ってくると。思ってることを全開でしゃべり始める。
もともとそんなにおしゃべりな方じゃないそうるやのに。
男だらけの研究室で。相当ストレス溜まってるんやと思う。
ちょっと思ったこととかを。簡単に愚痴れる相手がおらんのやろな。
膨らみまくりのそうるの感情は。帰宅と同時に一気に弾ける(苦笑)。

「もーありえへん!うちの教授ほんまにありえへん!」
「どないしたん。この前はいい人やって言ってたやん。」
「なんかなー無言で怒りはるねん。かなり怖いねん。」
「あれ。怒られるようなことしたん?」
「・・・まぁ悪いのはうちやねんけどさ。物には言い方ってあるやん?」
「あーまぁねぇ。あるねぇ(苦笑)。」
「舌打ちとかするねんで。もー本気で泣きかけたって(涙)。」
「まじでかー。それはキツイなー。」

弾丸のように言いまくって。そうるはお風呂に入っていく。
あたしはタオルを出してあげながら。ひとりで苦笑い。


風呂あがりのそうるは。いつもはすぐに寝るけど。
しゃべり足りん夜やと。ちょっとあたしと付き合ってくれる。
「ちょーちょー見てみ。これ。」とか言って。
前の日にほぼ徹夜で作った発表資料を。得意気に見せてくれたりする。

そうるの研究内容に関しては。さっぱり分からんあたしやけど。
意味不明な記号とかの羅列でも。もちろん興味はある。
だって。そうるが専門としてやってることなんやし。
どんなことやろうって考えるのは。愛があれば当たり前のこと(笑)。

「これ何?」「何するもの?」「これってどーゆうこと?」「じゃあこれは?」
知識なんか全然ないくせに。知りたがりの子どもみたいに。
あーだこーだと質問して。そのたびにそうるを困らせる。

「うーん。専門でやってへん人に分からせるのは難しいなぁ。」
そうやって頭を抱えつつ。言葉を選びながら説明してくれるそうる。
「いやいや。素人に分かる表現ができてこそ研究者やろ☆(笑)」
悩むそうるを横目に。ちょっと意地悪を言うあたし。

いろんなたとえを使いながら。あたしに分からせようとするそうる。
愛しい人が自分のためにエネルギーを燃やしてる姿に。
あたしはやっぱり幸せを感じて。隣でだらしなく笑ってる。


ねぇそうる。あたしは多くを語らんあんたも好きやけど。
あんたがおしゃべりになると。なんでかめちゃめちゃ嬉しいねんなぁ。
自分がその日1日感じたことを。あたしに分からせようとする。
分かってほしいと思うから。自然と多弁になる。
そーゆう気持ちがね。ほんまに嬉しいなって思うねん。

あたしがあんたの研究内容について聞いたときも。
一生懸命あたしに分からせようとしてくれるやん。
分からん分からんってうるさいあたしやのに。
「じゃあなぁ。なんて言えば分かるかなぁ。」とか言って。
あたしのために。時間使って考えてくれるやん。

自分のことを分かってほしいって気持ちがあること。
分かってほしいって思う相手がいること。
なんかそれって。すごくかわいいことよなぁってあたしは思う。
そして。そうる。あんたにとってその相手があたしなんやなぁと思ったら。
あたしはもう。それだけで嬉しくて胸いっぱいになってまうんよ。

普段わりとクールで。干渉せん付き合いを望むあんたでも。
なーんや。分かってほしいんやん。自分のこと。あたしに。
伝えたい気持ちを。その胸の中にしっかり抱えてるんやん。
そう思ったら。あたしは笑わずにはおれんくなるんよ。

あんたがかわいすぎて。愛しすぎて。もう笑うしかなくなるんよ。





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↑・・・あたしが理解できたのは。所詮この程度さ(涙)。





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