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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年11月12日(水)捨てられないもの。

昨日の日記で。そうるからのメールを消せんってことを書いたけど。
それを書きながら。ぼんやりと思ってた。
あたしには。そうる絡みで捨てられんモノが多すぎるなって。

基本的に。あたしは嬉しがりなんやと思うけど(苦笑)。
ちょっとでもいいことがあったら。それで1日ハッピーになる。
朝。そうるからのメールの着信音で目覚めたり。
昼。意外なところでそうるの姿を見かけたり。
夜。いつも覗く掲示板にそうるのカキコを見つけたり。
たったそれだけのことでも。感じた幸せはけっこう持続する。

そんなあたしやから。例えばそうるが何かくれたりすると。
もうやばいくらいに浮かれてもて。地に足がつかんくなる(笑)。
たいしたものじゃない。たぶんそうるは覚えてないようなものばっかり。
それでもあたしは。絶対に捨てることができん。


あたしの部屋には。ひとつ箱がある。
無印のダンボールでできた箱なんやけど。
その中には。これまでそうるがくれたものが入ってる。
そうは言っても。その中にあるのはしょーもないものばっかり。
ちょっとした走り書きの手紙。プレゼントの箱や包装紙。
あとなぜかそうるの証明写真とか。女子高生そうるのプリクラとかもあるし。
さらには。そうるがバイト先で接客してくれたときのレシートまである。

いや。捨てられんものがあるのは当然のこと。
服とか。ピアスとか。ネックレスとか。ぬいぐるみとか。
そうるがくれたものはもちろん。大事にしてるし。愛しいもの。
でも。なんてゆーか。それと同じぐらいに。それ以上に。
箱の中にあるがらくたたちは。あたしには愛しく思える。

中でも1番愛しいのは。やっぱり手紙かな。
今の時代。メールが主流になってるし。
なかなか手紙なんて書いたりせーへん。
だから。普通に友達がくれた手紙だって貴重。
ゆえに。メールにしたって不精なそうるを考えると。
手元にある走り書きは。相当貴重なものに思える。

そんな手紙のひとつに。初めてそうるがあたしの部屋に来た日のものがある。
懐かしくて。さっき思わず読み返してもた。ちょっとにやけた。


あたしが1人暮らしを始めて1週間ぐらい経ってたかな。
その日は。サークルの飲み会があって。
例によってふにゃふにゃになったあたしを。
そうるが部屋まで連れて帰ってくれたんやっけ。

まだそーゆう関係じゃなかったあたしたちが。
同じベッドに横になって。一緒に眠った。
夜のことは。酔っててあんまり覚えてへんけど。
目覚めて隣にそうるの寝顔を見つけて。
やばいくらい幸せを感じたのを覚えてる。

あたしが1限から講義があって。そうるは2限からで。
鍵をそうるに預けて。あたしは先に家を出た。
まだぼーっとして。ちょっと寝ぼけてるそうるに。
「いってらっしゃい。」って見送られたのが。すごい幸せやった。

その日家に帰ったら。机の上にそうるの手紙があった。
自分の手帳をちぎったんやろう。見覚えのあるメモ用紙やった。
そこには。やっぱり見覚えのあるそうるのクセ字が。いっぱい並んでた。

泊めてくれてありがとうとか。そーゆう当たり前のことを書いた後で。
次に来たときは。もっとあんたらしい部屋になってることを期待してるわーとか。
あんたにしたらこの部屋。ちょっと飾りっけなさすぎやろーとか。
(当時は引っ越して間もなかったし。ほんまシンプルな部屋やった。)
もうちょっと部屋の掃除しなさい。ホコリも髪の毛も落ちてるでーとか。
どーでもええけど西川(TMR)の本が多すぎてびっくりーとか(笑)。
めずらしくそうるはおしゃべりになってて。いろんなことを書いてた。

なんか。たぶんひとり残されて暇やったんやろうけど。
多弁なそうるは。いつもと違ってちょっとおもしろかった。
おーおーずいぶんと人の部屋をあさってくれたなーとか思って。
丸裸にされたような。そんなくすぐったさを感じたっけ。
そして。がんばって部屋の掃除をして。かわいらしく飾りつけて。
またそうるに遊びに来てもらおーって思ったりしたっけ。

クセ字の走り書きは。あたしにあの日の気持ちを甦らせる。


ねぇそうる。あんたは知らんやろうけど。
あの日のあんたの走り書きは。まだあたしの手元にあるんよ。
なんかね。見るたびに幸せな気持ちが甦るもんやから。
どうしたって。捨てることができんのよね。

あたしには。そーゆうものがいっぱいある。
あんたがくれたものを媒介にして。いろんなことを思い出す。
誕生日とかクリスマスとか。イベントであんたがくれたものだけじゃない。
何気ない日常で。あんたがくれたものだって。あたしには全部宝物なんよね。

ねぇそうる。あんたのせいとゆーか。あんたのおかげとゆーか。
あたしには。大事なものが多すぎてほんまに困る。
捨てたくないものとか。忘れたくない記憶とか。思いとか。
いっそのこと。それだけを抱えて生きていければええのにと思えるほど。
全てが愛しくて。もうほんまにどうしたらええか分からんくなって。
ウロウロして。オロオロして。落ち着きないあたしになってまう。
こんなふうに。あんたに会えん夜は特に。

あぁ。書いてたら。めちゃめちゃあんたが恋しくなってきた。
なんか。自分で自分を加熱させてもたかもしれんけど(涙)。

まったく。なんでこんなに愛しいねん。
なんでこんなに。胸の奥が疼くねん。
あほか。あほか。いい加減落ち着けよ。
いったいいつまで。こんな熱を抱え続けなあかんねん。

頭では冷静に思ってるのに。鼓動は速くなる。
そうる。あんたのことを考えると。涙が出そうになる。
会いたい。顔が見たい。声が聞きたい。抱き締めたい。
溢れ出す思いを。熱くなる体を。自分でも持て余す。
そしてまた。独り長い夜に落ちていく。

あぁそうる。禁断症状やわ。どうしよう。あんたが恋しい。





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