***☆For My Dearest☆***



***☆For My Dearest☆***

男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年05月28日(水)気持ちが嬉しいの。

夜中の0時過ぎ。幸せなあたしの携帯は何度も鳴った。
たくさんの友達が。あたしにお祝いメールをくれた。
どの言葉も優しくて。めちゃめちゃ嬉しかった。
大切な人たちがいっぱいいること。素直に幸せやと思った。

そんな中にそうるのメールはなかったけど。
まぁそれは仕方ないことかなぁって思った。
もちろん誰よりもそうるに「おめでとう」って言ってほしかったけど。
寝てるんやろうなぁって思ったし。もう別にええかなーって思ってた。

それでもあたしは。携帯が鳴るたびに思ってた。
(あ、これがそうるからのメールかな。)って。
それが違ってたら。ちょっとだけがっかりして。
また次に携帯が鳴るのを待ってた。

期待してへんとか言いながら。あたしの体は全身で期待してた。
いろんなことをしながら。あたしの耳は。携帯が鳴るのを期待してた。
携帯が鳴ったら。今度はあたしの目が。そうるの名前が表示されるのを期待してた。

ほんま。どうしようもないあたしの感覚器たち(涙)。

そんなそうるからのメールは。午前10時過ぎに届いた。
期待全開でそのメールを開いたあたしは。ひとりで吹き出した。

「はっぴばーすでー」

メールは。このひと言で完結してた。
タイトルも何もなくて。最後に「。」すらつけてなくて。
しかも「はっぴー」じゃなくて「はっぴ」やし(爆)。
あたしがもらったたくさんのメールの中で。1番手抜きに見えた。

くそぅ。なんやねん。この手抜きメール。
思い出したからいきなり打ちましたーみたいな。適当メール。
もうちょっと手を加えろよ。もうちょっとぐらい時間かけてみろよ。
なんやねん。なんやねん。もうちょっとがんばれよ。そうる(涙)。

そう思う反面で。あたしは思わずにはおられんかった。
こんなにもそうるらしいメールは。他にないんちゃうかなって。
愛想のカケラもない。たったひと言だけのメール。
タイトルなし。絵文字もなし。「☆」とか「!」とかの装飾もいっさいなし。
こんなメールを送ってくるヤツなんて。あたしにはそうるぐらいやし。
そう思うと。またいつもみたいに自然と顔がにやけた。

悔しくなった。悔しくてたまらんくなった。
そんなひと言のメールで。お義理のような「はっぴばーすでー」で。
こんなにも喜んでまう自分。こんなにも嬉しくなる自分。
あほや。あほすぎる。こんなんやからそうるが適当になるんやん。
なんでもええわーって思うようになるんやん。

きぃーって思いながら。超特急でメールを作る。
ほんまやったらじっくり作りたいけど。あたしだけそれじゃ悔しい(涙)。

タイトル:ありがとさん(怒)
どうもです。嬉しいです。
でもさー。送ってくるの遅いしー。
しかもこんなの短いしー。
愛がなさすぎるしー。
でもあんたらしすぎるしー。

ちょっとテンション高めで。大急ぎで作ったせいで。
女子高生みたいなメールになってもたし。(←あたしの勝手なイメージ。)
まぁでも。とりあえず言いたいこと言えて満足したけどね(笑)。


今日はナイターがあったから。みんなに会えた。
あたしが着くといきなり。みんなして「おめでとー☆」って言ってくれた。
後輩たちまであたしの誕生日を覚えてくれてて。幸せやなーって思った。

はつねは。どんなプレーやってもあたしを誉めてくれた。
「今日は特別!あんたは最高!」って言い続けた(笑)。
あたしに言われるまで。今日が何の日かさっぱり忘れてたまひろは。
「ごめん!ほんまごめん!ほんまおめでとう!」っておだて続けた(笑)。

みんなテンションが高くて。笑いまくってた。
なんかそれだけのことが嬉しくて。あたしはもずっと笑ってた。
楽しいなー幸せやなーと思って。満たされまくってた。


そうるは。研究室の用事で遅れてきて。新入生の相手してたんやけど。
練習が終わって。グランド整備のときにさりげなく横に来てくれた。
「おめでとうさんです!」ってふざけてあたしに言ってきて。
「ありがとうさんです!」って。あたしもふざけて答えた。

「てゆーか今年は0時メールするって言ってたやんー。」って。
まだ悔しかったあたしは。ちょっとそうるに言ってみた。
「あーあれね。すんません。やっぱり寝てました。」って。
そうるはちょっとだけごめんなさいって感じで言った。

「でもちゃんと10時過ぎにメールしたやろ。」って。
そうるが言ってきたから。あたしは意味が分からず。
「は?ちゃんとって何?」って聞き返した。
そしたらそうるは。通じてなかったかーって感じで。
あたしが思いもせんかったことを言った。

「だってあんた10時過ぎに生まれたって言ってたやん。」

え・・・・・・。そんなこと覚えてくれてたんや。
そんなこと考えてあの時間にメールくれたんや。
何も考えてへんような。思いつきメールやと思ってたのに。

なんよ。「愛がなさすぎ」なんかじゃないやん。
ひそかにそんなこと考えてくれてたんやん。
あたしが生まれた時間にメールしてくるとか。
愛いっぱいやん。なんよ。気づかんかったやん。

だー。やばい。またまた胸いっぱい(涙)。

「あの時間に送るのは計算ずみやったんや。」ってあたしが言うと。
「・・・まぁ朝起きてから思い出したんやけどな。」ってそうるは笑ってた。
そんな笑顔にもあっさりやられて。また幸せやった。
いっぱい愛を感じられた。それだけでもういいやって思えた。


ねぇそうる。今日はあんまりあんたと一緒にはおれんかったけど。
相変わらずお手軽オンナのあたしは。やっぱり幸せやった。
ひと言だけのあっさりメールでも嬉しかった。
ちょっと送る時間を考えてくれたことだけで嬉しかった。

たぶんあたしは。あんたがあたしを思ってやってくれたことなら。
どんなことでも喜べるんやろうなぁって思う。
あんたの思考の中に。あたしが1番に存在してる時間。
そーゆうのを思うからこそ。嬉しいんやと思う。

何をしてくれるとか。何をもらえるとか。そーゆうのじゃない。
大切なのはあんたの気持ち。そう思う。
あたしを思ってくれてる事実。それが1番嬉しい。

だからさ。別になんだっていいねん。
あっさりメールでもええねん。おめでとうのひと言でもええねん。
そこにあんたの気持ちがこもってるなら。それだけで幸せやねん。

ありがとう。そうる。あんたの気持ちが嬉しかったよ。ありがとうね。





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