***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年05月09日(金)ささやかな願い。

今日は実習が終わってから。そうるとちょっと会った。
朝そうるから。夜ごはん一緒に食べようやーってメールが来た。
研究室は夜の10時ぐらいまでやってるけど(!)。
休憩時間でちょっと抜けられるから。学食行こうやーって。

あたしは。もちろん即座にOKした。
たぶん(間違いなく)あたしの方が先に実習終わるけど。
図書館で課題片付ければ。時間もつぶせるし一石二鳥☆

夜ごはんが学食ってしょぼいけど。食べるものなんて別に何でもいい。
そうると一緒に食べられることが。あたしにとって1番意味のあること。
だから学食でも全然OK。ファーストフードでもお茶漬けでもノープロブレム(笑)。


今日の実習は。そんな楽しみが控えてたせいで。
何から何までスムーズに行って。いい感じやった。
正確には。いろいろつまづくとこもあったはずなんやけど。
あたしが気にせんかったせいで。さほど沈むこともなかった。
そうるの威力はすごいなぁって改めて思った(苦笑)。

でもそうるのことは抜きにしても。結局はそんなもんなんやろうと思う。
すべてものは考えようで。自分の捉え方ひとつで変わるもの。
だから。あまりにもひどい勘違い野郎になるのは困るけど。
前向きにいろんなことを考えられる姿勢は忘れたくないって思う。


実習が5時前に終了して。そこからそうるの連絡を待つ。
図書館で資料集めをしたり。記録用紙を書いたりしてるうちに。
あっという間に時間は7時前になる。
そろそろかなぁと思ってたら。机の上で携帯が震えた。
いつも通りのワンコールを確認して。あたしは図書館を出て学食に向かった。

そうるとあたしがいつも座る席はだいたい決まってる。
300人ぐらいは入れそうな大食堂の。端っこの窓際の席。
あたしは食堂に入ると。無意識のうちにその席に目をやって。
入り口を背にして座ってるそうるの後ろ姿を見つけて。にんまり。

そして。席に近づいて。そうるの隣に座った。
携帯を触ってたそうるは顔を上げて。あたしを見ると「おっす。」って笑った。

瞬間的に。あたしの中に何かが流れ出す。
嬉しくて。満たされて。全身の細胞が声を上げる。
そう。この顔。この顔に会いたかったんよね。あたし。


「お疲れー。どうよ実習。」
「あーぼちぼち。まだマシやと思う。」
「ふーん。まぁ始まったばっかりやしな。」
「まぁな。そっちはどうなん?研究室。」
「あぁ・・・相変わらずヒマ。てゆーか男くさい。」
「そんなん今さらやん(苦笑)。」
「そうやけど。なんてゆーか若さがないねん。」
「なんやそれ(苦笑)。」

そうるいわく。おっさん教授とマニアックな院生だらけで。
女の人も。実際そうるを含めて3人やったりするらしい。
そんな中にあっさり入ってるそうる。さすがそうる(笑)。

「でも家帰ったら11時とかになるのは疲れるわー。」
「やろうな。なんやかんやしてたら日変わってまうやん。」
「そうそう。しかも夜中にゴソゴソするのが親とかに悪い。」
「あーなるほど。自宅生のしんどいとこやな。」

あたしはその話を聞いて。すべてが目に浮かんでくる。
バイクを止めるのも。家の鍵を開けるのも。お風呂に入るのも。
全部気を使って。なるべく音を立てんようにやってるそうるの姿。
そしてそんな想像の姿もやっぱり愛しくて。じんわりした。

「あー下宿したいなぁ。」
そうるは。そう言うとぼーっと遠い目をしてた。
最近のそうるは。この言葉を口癖のように言ってる。
家からバイクで30分あれば余裕で大学に行けるそうる。
もちろん下宿の予定なんかないけど。やってみたいらしい。
「でもうちが下宿すると部屋とか散らかり放題やろうけどな。」
「たぶん部屋の隅にがらくたが積み上げてある状態やろうし。」
そう言って。そうるはゲラゲラ笑ってた。

・・・あたしは。喉まで言葉が出かかってたけど。言い出せんかった。


ねぇそうる。あたしと暮らせばええのに。
あたしの部屋はそこまで広くないし。窮屈かもしれんけど。
そーゆう物理的な問題は考えんとして。どこで住むとかも置いといて。
ねぇそうる。あたしと暮らせばええのに。
散らかり放題の部屋なんて。あたしが片付けてあげる。
積み上げてあるがらくたも。あたしがなんとかしてあげる。
ねぇそうる。だからあたしと暮らせばええのに。

目覚めたらあんたがそばにいて。眠るときにもあんたがそばにいて。
ごはんを食べるとき。テレビを見てるとき。お風呂に入るとき。
声をかけたいときに。いつでもあんたがそばにいる。
抱き締めたいときに抱き締められる距離に。あんたがおる。
そーゆうのが毎日続くのって。どんなに幸せなことやろう。

「行ってらっしゃいー。」ってあんたを見送るものいい。
「行ってくるねー。」ってあんたに見送られるのもいい。
「ただいまー。」って言ったら。あんたが出迎えてくれたり。
「おかえりー。」って言って。あんたを出迎えることが出来たり。

あぁ・・・あかん。実現しそうもない夢やのに。本気で憧れそうになる。
あんたはそーゆうベッタリな感じは好きじゃないはずやし。
いくら好きな相手とでも。四六時中一緒におるのは無理な人やし。

でも。ベッタリじゃなくていいから。
あんたが望むなら。あんまり干渉せーへんあたしになるから。
ねぇそうる。あんたとあたし。一緒に暮らせへんかな。

いつか。いつかそんな日が来たらいいのに。
ずっとずっと2人で一緒にいられたらいいのに。

最近弱ってるせいやろうか。あたしはそう願わずにはおられへん。





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昨日はちょっと荒れてたので(涙)。さらっと流してしまいましたが。
えーっと。30000ヒットです。ありがとうございます☆
なんか20000ヒットから30000ヒットまで早かったなぁと思って。
何気に調べてみたら2ヶ月ちょっとでした。さらにびっくりです。
いつも読んでくださってほんまに嬉しいです。ありがとうございます☆

あ、あとメールなんですが、プロバイダーを変えた都合で、
5月から送ってくださってる分が届いてない可能性があります。
もし送ってくださってた方がいたら再送していただけると嬉しいです。
といっても。たぶん返事はできないんで申し訳ないのですが。

それでは。これからもどうぞよろしくお願いします☆
あ、それからBBSにも気軽に遊びに来てくださいね☆





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