***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年03月02日(日)親友と恋人。

今日は。そうるの話はちょっとお休み。
そう言っても。まぁいつものように最後には出てくるけど(苦笑)。
メインになるのは。あたしの親友の話。
ここでも何度か書いている。ちとせの話。

ちとせ。もえか。あたしにとって幼なじみと言えるこの二人は。
もう何でもほんまに話せて。空気みたいな存在。
それでも。そうるとのことだけはまだ話せてへんくて。苦しいとこやけど。
幼稚園から高校まで。ずーっと同じところに通ってて。
しかも思い返せば。クラブや部活もほとんど一緒で。
住んでる住宅も一緒で。ままちゃん同士も弟妹同士もみんな仲良くて。
とにかく。ほんまにずーっと一緒に過ごしてきた親友。

今日話すのは。その2人のうち。ちとせのこと。
近いうちに。もえかのことも話したいって思ってるけど。


なんでちとせのことを急に書きたくなったか。
それは。昨日あたしがうだうだ悩んでるそばに。
実はずーっとちとせがおってくれたから。
明確な助言をくれたとかじゃなかったけど。
ひとりになりたくない夜に。単純にそばにおってくれて。
その存在だけで。あたしはほんまに救われたから。

そんなわけで。この日記は昨日の日記と平行してると思ってください。

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夜。あたしはバイト友達と久しぶりに会って飲んでて。
その帰りの電車で。ふとちとせにサークルの話を聞いてほしくなってメールしたら。
「メールじゃ理解不能。今からおいでーや。」ってことになったから。
あたしの最寄り駅から。2駅離れたとこに住んでるちとせの家に行った。

焼き損ねたちょっと固いマドレーヌ。飲みかけのグレープフルーツジュース。
「ごめんなー。こんなもんしかないわー。」ちとせはそう言って出してくれた。
最初はただの世間話から始まって。そのうちだんだん本題に入っていって。
半泣きになってるあたしのそばで。ちとせは難しい顔をして話を聞いてくれた。


あたしが言葉を選ぼうとしてると。ちとせはすぐに言う。
「だー!もうええから!言いたいことは全部言ってしまえ!」って。
「あたしの前でかっこつけでどーすんねん!」って。

ちとせは。あたしの性格をめちゃめちゃよく分かってると思う。
普段はそこまでじゃないけど。落ち込んで悩んでるときのあたしは。
言いたいことを一度我慢して。これでええかって考えてから言うこと。
うまく整理できんくて。飲み込まれていく言葉もいっぱいあるってこと。
だからよく。ちとせは考えすぎのあたしをこうやってキツめに促す。

確かに。ちとせの前で自分を飾る必要なんて全くないんよね。
17年の付き合いの中で。それはもう分かってること。
今さらあたしの中の醜い部分をひとつふたつ知ったからって。
ちとせは。絶対にあたしを見捨てんと思うし。嫌いにもならんと思う。
それだけの時間。あたしたちは一緒におったから。

だから結局。あたしはちとせに相談とかをすると。
最後にはほんまにドロドロした内側を全部さらけ出すことになる。
たぶんそれは。そうるに見せる自分とはまたちょっと違うような気もする。

こーゆうのが。「女友達」と「最愛の女性」との微妙な境界線。


ちとせは。あたしの話を最初から最後まで聞いてくれた。
そうると違うのは。途中で。なんやかんやと話をはさむこと。
そんなちとせの手には。最近買ったとかいうギターが握られてて。
まだキレイな和音にもなってなかったけど。いい音が弾かれてた。
そんなギターの音は。どんなBGMよりもあたしに優しかった。

あたしが。ぼんやりと考えてる横で。
ちとせは。カテキョの生徒から出された質問の解答を作ってたり。
次の日出かける用意をしてたり。パソコンでソリティアやってみたり。
ほんまに。あたしがおるんかおらんのか分からんような生活をしてて。
それでも。あたしがひと言ふた言話しかけると。ちゃんと答えてくれて。
なんてゆーか。そういう気を全く使ってへん関係が。あたしに安らぎをくれた。

ちとせはベッドに寝転んで。あたしは床に布団を敷いて寝てて。
「おやすみー」とか言いつつも。電気はつけたままにしてくれたこととか。
あたしがひとりでいろいろ考えて。ちょっと不安になってきて話しかけると。
ちとせは。「うぅー」とか言いながらも。絶対に起きてくれたこととか。

そーゆう小さな優しさが。無理してるとかじゃなくて。当たり前の行為って感じで。
この疑い深いあたしが。当たり前の行為なんやって信じられて。
あたしとちとせには。もうそれだけの信頼関係が確立してることを再確認して。
というより。あたしもちとせには全く気を使ってへんのやってことを感じて。

あぁ。17年ってやっぱりすごいもんなんやなぁって感じた。


ねぇそうる。あんたとあたしは。出会ってまだ3年。
覚えてる?初めてちとせとあんたが会ったときのこと。
その場には。あたしもおって。ちとせの友達もおって。
4人で一緒にTMRのライブを見に行ったときやったね。

あのとき。お互いを紹介するときに。あたしを間に挟んで。
「えー。彼女とは知り合って1年半ぐらいになります。」なんて。
あんたは初対面のちとせにふざけて言って。
「えー。そう言えば彼女とは15年近く友達やっております。」なんて。
びっくりしながらも。ちとせもあんたに合わせて言って。
その言い方がおかしくて。みんなで笑ったやんね。
「へぇー。15倍か。そりゃすごい。勝てません(笑)。」なんて。
あんたはお手上げって感じで笑ってたやんね。

思えば。あの頃のあたしは思ってたなぁ。
いつか。そうるもちとせと同じくらいに心を許せる親友になればええなぁって。
そして。あと14年先の年とかを軽く計算して。うわーとか思ってた(笑)。

まだ14年なんて。ちっとも経ってへんけど。
そうる。あんたはあの頃のあたしが予想もせんかったような。
そんなかけがえない存在に。いつの間にかなってたわ。
気づかんうちに。あたしの心のど真ん中に居座る存在になってたわ(笑)。

あたしは。あんたに対して心を許してはいるけど。
全く気を使わんってことはないし。(むしろ使うこと多々あり。)
一緒におるだけで。未だにドキドキすることだってあるし。
そーゆう意味では。あんたはちとせには全く追いついてへん(苦笑)。

でもそれは。もともと比べるもんじゃないんやなぁって思う。

ちとせとの17年は最高に大事。ほんまに大事。
だってちとせは。めちゃめちゃかけがえない親友やから。
でもね。そうる。あんたとの3年は。あたしにとっては何とも比べられへん。
ほんまにそれこそ。あたしには最大の幸せやとも言える。

だってあんたは。めちゃめちゃかけがえない最愛の人やからさ。





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