***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年02月28日(金)憧れと苛立ち。

昨日の夜は。久しぶりに12時過ぎにベッドに入った。
今朝は。久しぶりに目覚ましを6時半にセットした。
そう。2ヶ月半ぶりに。サークルの練習に行くために。


目覚めてからすることは。体が全部覚えてた。
お茶を沸かして。クタクタのJIBバッグを引っ張り出してきて。
スパイク。靴下。タオル。日焼け帽子のサンバイザー。
いろんな荷物をポンポン放り込んで。それから練習着に着替えて。
日焼け止めを塗りたくって。ゆっくりストレッチをする。

独特の日焼け止めの匂い。ストレッチして体に走る心地いい痛み。
そういう小さなものを全部。あたしの体は忘れてなかった。
懐かしいその感覚に。あたしはいちいち感動してた。
あぁ。そうや。これがあたしのすべてやったんやなぁ。
そんなことを思い出して。朝っぱらから軽く泣きそうになってた。


昨日そうるとまひろに会ったとき。2人とも明日は練習に行くって言ってた。
「久しぶりやなー。なまってるから絶対すぐバテるな。」
「てゆーか。まず間違いなく全身筋肉痛やし。」
「その前に最初のアップで息あがったらどうするよ。」
そんなことを一緒に言いつつも。好きって思う気持ちは3人とも一緒で。
ひとつのものに対して同じ思いを抱ける仲間がおることを。
ほんまに幸せなことやなぁって改めて思った。

体は予想通りガタガタになって。途中から使い物にならんかったけど。
というより。実際アップの段階から息あがりまくりやったんやけど。
家に帰って見たら。足の指先の皮がベロベロに剥けて血も出てたんやけど。
思い通りに動けんプレーもいっぱいで。イライラしたりもしたし。
後輩の予想以上の成長っぷりに。軽く焦ってみたりもしたし。
とにかく。ほんまに疲れる要素はいっぱいあったんやけど。

走りこむのも。プレーも。筋トレも。とにかく全部が久しぶりで楽しすぎた。
みんなと一緒に好きなことをやれるってことが。単純に幸せすぎた。


ただ。その中でいろいろ思うところはあったわけやけど。
それは。そうる絡みのことでね。

そうるのプレーは。オフで間空いてたってこともあって。
ミスもいっぱいあったし。キレにちょっと欠けるとこもあったけど。
それでもやっぱり。元キャプテンって感じの貫禄があって。
あたしは。さすがはそうるやなぁって思って見てた。

新キャプテンを立てるために。敢えて発言を減らしてること。
その裏で。彼女をこっそり呼んでちょこちょこっと助言をしてたりすること。
自分の練習をメインにせんと。後輩指導を率先してやってること。
そーゆう優しいそうるの行動を。あたしは全部知ってる。

そしてそんなそうるが。練習になるとあたしに厳しくなることも。あたしは知ってる。


厳しくなるとゆーか。言葉数が激減する感じなんよね。そっけなくなるって感じ。
分からんけど。あたしが自意識過剰なんかもしれんけど。
練習の時のそうるは。あたしとの世界を遮断してるような。そんな感じがする。

プレーが絡んでくると。あたしを特別視せーへんってのは分かる。
そんなのは当たり前。あたしがそうるに見とれてまう方がおかしいんやと思う。
それでも。なんてゆーか。せつない気持ちになるのは事実で。

うまく言えんけど。それはやっぱりそうるがあまりにもすごすぎるってのもある。
そうるに比べたらあたしは。ちっとも追いつけんくてあっぷあっぷしてる感じやし。
だいたいこーゆうことを自分で認めてる段階で。負けてるって気もするし。
やっぱりがんばってる以上は。負けたくないって思う気持ちもあるし。

さらに言うなら。あたしは練習にそうるがおると妙に緊張してまうんよね。
これまた自意識過剰なんかもしれんけど。見られてる緊張感とゆーか。
いや、見てくれてること自体はめちゃめちゃ嬉しいことなんやけど。
がっかりさせたくないとか。がんばってるって認めてほしいとか。
そーゆうので頭がいっぱいになってまうこともよくあって。
言い訳やけど集中できんくなったりもするし。正直やりにくかったりもする。

あぁ。さらに愚痴になってまうんやけど(涙)。
今日そうるとまひろとの連携プレーで。めちゃめちゃうまくいってたヤツがあって。
「さすがでしたねー。」みたいなことを後輩に言われてて。
「まぁたまにはやらんとな。」ってまひろが言ったら。
「何年一緒にやってんねんって感じやしな。」ってそうるが言って。
2人でケラケラって笑ってて。それがめちゃめちゃうらやましかった。

まひろはええなぁ。ちゃんとそうるに認められてて。
あたしも。認められてないわけじゃないとは思うんやけど。
そーゆうのがあんまり通じてこーへんから。妙に不安になってまう。
伝えてくれへんから。勝手な妄想に走りそうになってまう。

そんなことを思ったりして。そうるのせいにしてる自分がイヤになった。
そうるを信じきれてへん自分を見つけて。心底うんざりした。


ねぇそうる。あんたはどう思ってるか分からんけど。
好きな人と同じ舞台に立つってのは。同じことで競うってのは。
ほんまにいろいろと複雑なもんなんやなぁって。あたしは改めて思った。
すごすぎるあんたに憧れて。その背中をがんばって追いかけるんやけど。
追いかけても追いかけてもやっぱりあんたはすごくて。あたしは泣きそうになる。

それの半分は。憧れとか。尊敬とか。そーゆうあんたへのプラスの気持ち。
残りの半分は。諦めとか。苛立ちとか。そーゆう自分の中のマイナスの気持ち。

あんたがすごいってことは。あたしにとって誇りやし。最高に嬉しいこと。
それでも。同時にちょっとだけ苦しいことになる。
そうる。あんたにはこーゆう気持ちって分かるんやろうか。
それとも。理解しがたい気持ちやったりするんやろうか。

あぁ。考えすぎるのは悪いクセやって分かってるんやけどなぁ・・・。





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