***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年02月01日(土)君がいるだけで。

土曜日。あたしは最近の睡眠不足を補うようにゆーっくり寝て。
それから。家のことをいろいろやってた。

忙しくなると。家事とかがついつい放ったらかしになってまうんよね。
あたしは。とりあえず部屋が汚いのはキライやから。
クイックルワイパーとか。くるくるローラー(?)とかで。
フローリングの床もカーペットの上も。気づいたときに掃除してるけど。
それでも。ほこりはあほほど溜まるし。髪の毛もあほほど落ちてる。
洗濯物もすぐに溜まるし。冷蔵庫もからっぽになるし。
そういうのを実感したときに。ひとり暮らしって大変やなぁって思う。
ままちゃんのありがたみを改めて思い知る感じ。

今週末は。そうるはテスト勉強らしい。
「レポートもあるしー。やばいー。放置しすぎたー。」って。
昨日電話したときに。ブーブー愚痴ってた。
焦ってるようでもあり。諦めてるようでもあり(苦笑)。
そんなそうるは。ちょっとかわいかった。


そんなわけで。今日はそうるとは会えず。
あたしはひとりでいろいろやって過ごしてたわけやけど。
本日の一大イベント(←おおげさ。)は。夜から始まった。
昼間にやっとけばよかったんやけど。後回しにしてるうちに夜になり。
寒い中。あたしは出かけていかなあかんかった。

そう。撤去された原チャを返してもらうために(涙)。


あたしの家は。駅からけっこう遠くて。
バイクとか原チャとかを持ってない人には。交通面では不便なとこにある。
あたしは。普段は原チャがあるから全く不自由してへんのやけど。
その原チャを奪われた今。駅までの移動手段はバス・・・。

イライラしながらも。まぁ自業自得なんでしょーがない。
バスに揺られること15分。そこからさらに電車で2駅。
そして駅から歩くこと10分。ようやく保管場所に着く。
あーあ。まったく。こんな遠いとこまでよく運んでくれるもんやわ。

罰金4500円を払って。あたしはまた軽くへこむ。
「これからはちゃんと駐輪場に置かなあかんでー。」って。
あたしの原チャを引き渡してくれたおじさんに言われたけど。
ごめんなさい。おじさん。それは約束できんわ。
昨日のおじさんに教えてもらったとこに置くから(苦笑)。
原チャ置くだけでお金取られるんなら。バスに乗っても同じやもん。
とりあえず。もう絶対あそこには置かんとこう。(←決意。)


そうやって原チャに再会したのが。6時半ぐらい。
辺りはもう日も沈んでて。すっかり暗くなってた。

さてさて。ここからが大変。
帰り道は。かーなり交通量の多い道やった。
なんせあたし。そこまでは原チャで行ったことがない。
そうるのバイクの後ろに乗って通ったことがある道なんやけど。
原チャとバイクは違う。どんなに飛ばしても時速60キロが限界の原チャ。
そうるが80キロでスイスイ行くのとはワケが違う。
やっばい。どうしよう。行けるやろうか。そう思ってかなり不安になった。
でもあたしは。他に道は知らんかったから。しょーがなくその道に入った。

その道は。ただ交通量が多いだけじゃなくて。
合流がいっぱいあるかなりややこしい道やった。
そうると通ったことがあるから。どっちに進めばええかとかは分かったんやけど。
とりあえず。この合流が鬼のように怖い(涙)。

あたしが走ってる道が合流するのはまだマシ。
そうじゃなくて。あたしの走ってる道に合流してくるのが怖すぎた。
原チャなんて。普段は左の端っこを地味に走ってるもんやん。
それが。自分の左から合流してくる。しかも車のスピードはハンパじゃない。
しかもしかも。あろうことか。あたしの原チャには左のミラーがないときた(涙)。
そんな状態で。よくまぁそんな道走るわって感じやね(涙)。

後ろからビービークラクション鳴らされるし。軽く当たられそうになるし。
もうこれはほんまに死ぬかもしれんって思った。涙ちょちょぎれた。
「こーわーいー!!(涙)」ってわめきながら乗ってた。
あぁ。もう絶対あの道は走らん。(←また決意。)


そしてどうにかその道を抜けて。よく知ってる道に出てきて。
あー助かったーと思ってたら。ポケットの携帯が鳴った。
ちょうど信号で止まったから。あたしは道の端に原チャを停めて携帯を開く。
そこには。そうるの名前があった。


「もしもしー。」
「もしもし。うち。・・・今外におる?後ろうるさいけど。」
「あー。うん。近くまで帰ってきたとこ。」
「原チャ?夜に取りに行ったんかいな。昼間行ったかと思ってた。」
「うん。てゆーか。はぁー・・・まじ怖かった。」

そうるの声に。緊張してた体がラクになる。
ピリピリと張り詰めてた心も。緩んでいくのが分かる。
外は寒かったけど。あたしはそのまま原チャをちょっと押して。
邪魔にならんとこに停めて。しゃべり続けた。

「やっぱりあの道走ったんかいな。」
「走った。軽く死にかけた。」
「まじで?大丈夫なん?」
「うん。大丈夫。でも原チャにはキツすぎた。」
「そらそうや。バイクと一緒やと思ってもらったら困る(笑)。」

しっかりキツイこと言いながらも。そうるは優しかった。
その優しさが分かるから。あたしはやっぱり幸せやった。


ねぇそうる。今日あたしが思ったこと。
あたしはあんなにも怖い道を。確かにあんたと走ったやんね。
しかも今日走ったよりも。全然速いスピードで。ぶっ飛ばしてたんよね。
でも。あの時のあたしは全然怖さなんか感じてなかった。
今日あんなにびびりながら走ったのに。なんでやろう。
あの時は。むしろ楽しくてしょーがなかった。

それは。後ろに乗ってるのと自分で運転してるのとの違いかもしれん。
でもあたしは。あんたと一緒やったからやと思うんよ。
そりゃまぁ。あんたの運転がうまいのもあると思うで(苦笑)。
でもでも。その技術そのものに安心させられたわけじゃない。
あんたが一緒にいるっていう事実が。あたしを楽しい気持ちにさせたんやと思う。

それって。いろんなことに共通すると思うんよね。
あんたと一緒にいるから。しんどいことも楽しめる。
あんたと一緒にいるから。つらくても楽しもうと思える。

そうる。すごいことやんね。これって。
あんたと一緒にいるかぎり。あたしは何があっても大丈夫やって。
ちょっと考え甘いかもしれんけど。そう思えたりもするんよね。

なーんちゃって。あはは。また始まってるわ。あたしの病気。
会えない週末は。病気もいっそうひどくなんのよ。しょーがないのよ(苦笑)。





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